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アジアのコーヒー業界初!
UCCの業務用レギュラーコーヒー主力工場「北関東工場」が食品安全システム認証規格「FSSC22000」の認証を取得!

2011年4月22日

UCC上島珈琲株式会社(本社/神戸市、資本金/10億円、社長/上島豪太)は、業務用レギュラーコーヒーの主力工場「北関東工場」(埼玉県熊谷市)において、3月28日(月)に食品安全システム認証規格「FSSC22000」※1の認証をアジアのコーヒー業界で初めて取得しました。

UCCは、消費者の視点に立った安全・安心の確保を基本に、コーヒーの木の栽培から原料調達、研究開発、製造、販売に至るまで、すなわち「カップから農園まで」徹底した品質保証体制を構築しています。そのうち、製造段階においては、全7工場で品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001」の認証を取得するとともに、主要工場で食品安全マネジメントシステム「ISO22000」、環境マネジメントシステム「ISO14001」、「HACCP」、「有機JAS」等の認証を取得しています。

昨今、消費者の食品安全に対する関心がより一層高まり、食の安全確保が世界共通の課題となるなか、UCCでは、「ISO22000」による食品ハザード管理だけでは、グローバルな事業展開において不十分であると判断し、このたび、新しいグローバルな食品安全システム認証規格「FSSC22000」を、業務用レギュラーコーヒーの主力工場「北関東工場」において、3月28日(月)にアジアのコーヒー業界で初めて取得しました。

「FSSC22000」とは、食品安全マネジメントシステムの国際規格「ISO※222000:2005」※3と、食品衛生管理を維持するための前提条件に特化した「PAS220:2008」※4を組み合わせたリスク管理ツールであり、グローバルな食品安全規格の統一を目指し発足した非営利団体「国際食品安全イニシアチブ(GFSI)」※5が2010年2月に新たに承認しました。現在、食品安全製造業者のための新しい認証スキームとして、注目を集めています。

UCCは、新しいグローバルな食品安全システム認証規格の認証を主力工場で取得することにより、多くの消費者やサプライチェーンが求める透明度が高い工場運営・食品製造の推進に加え、より高い水準の食品安全性を確保する体制が整っていることが、第三者機関から証明されました。

今後は、このような世界水準の食品安全体制を、その他の自社工場にも広げ、UCC独自の「カップから農園まで」一貫した品質保証体制に更なる磨きをかけ、お客様の期待にお応えできる安全・安心を追求した高品質でおいしいコーヒーの提供に努めてまいります。

参考資料

※1 「FSSC22000」とは
食品小売業界が中心となり2000年に設立された非営利団体、国際食品安全イニシアチブ(GFSI: Global Food Safety Initiative)により、食品安全の認証スキームの一つとして2010年2月に承認された規格。
食品安全マネジメントシステムの国際規格「ISO 22000」と、食品製造業向けの食品安全に関する前提条件プログラム(PRP:Prerequisite Program)である「PAS220:2008」との統合によって作成されたリスク管理ツールで、食品安全製造業者のための新しい認証スキームのことを指す。「ISO 22000」を基本に、食品安全の基本である前提条件プログラムをより強化するために、「PAS220:2008」の要素を取り入れ、構築された。
※2 国際標準化機構(ISO)とは
国際標準化機構は、商品およびサービスの国際交換を容易にし、知的・科学的・技術的及び経済的活動分野における国際間の協力を助長するため、世界的な標準化及びその関連活動の発展促進を図ることを目的として1947年に設立された全世界的な非政府機構。(本部:ジュネーブ)現在、ISOへの参加国数は約 160ヶ国にのぼる。
※3 「ISO22000」(食品安全マネジメントシステム)とは
世界で共通して提供できる食品安全衛生に係る規格を作成した「ISO9001」と「HACCP」の合体規格。2005年9月1日に導入され、一次生産者、製造・加工、小売・流通、輸送、設備、貯蔵など食品に関わる全てに適用できる食品安全マネジメントシステムの国際規格。
「ISO9001」は、顧客満足を向上させるための非常に有効な品質マネジメントシステムで、「HACCP」は食品の安全確保のための製造工程の管理に特化した規格である。「ISO22000」は、この2つの規格を組み合わせることで、「ISO9001」では対応しにくい食品安全面をカバーし、「HACCP」では不十分であったマネジメントシステムの要素を取り入れ、相互に補完しあうことで、より有効性のあるシステムを構築することができる。
※4 「PAS220:2008」とは(PAS:Publicly Available Specificationの略)
BSI(英国規格協会)が中心となって、CIAAおよび食品・飲料業界の企業が開発に参画して策定されたもの。食品の衛生管理するための前提条件プログラムを詳細に規定し、ハード対策を中心に考えられてきたプログラムのポイントを明確にするとともに、改善・運用を規定した。
※5 国際食品安全イニシアチブ(GFSI:Global Food Safety Initiative)とは
グローバルサプライチェーンにおける食品の安全性向上、消費者の信頼強化、食品工場監査のコスト削減および食品安全マネジメントシステムの継続的改善の推進を目的に、2000年5月にベルギーで設立された非営利団体。小売業、食品メーカー、認証機関などが参画するCGF(The Consumer Goods Forum消費財フォーラム)によって運営されている。
GFSIガイダンスの発行、食品安全規格の統一、食の安全知識レベルの向上、またGFSIを世界に広め、ベストプラクティスの情報共有などの活動を行っている。
※6 「ISO9001」(品質マネジメントシステム)とは
1987年に制定された顧客満足と品質保証を対象とした国際規格。日本では1991年にJISとして制定されて以来その普及は目覚ましく、企業活動に大きな影響を与えている。
2000年に大幅な改訂が行われ、第3版「品質マネジメントシステム」となった。
※7 HACCP(Hazard Analysis-Critical Control Points)とは
食品の危害分析重要管理点と言い、米国NASAで宇宙食の安全性を確保するために開発された衛生管理手法のこと。
食品の製造工程全般を通じて、予め危害を調査・分析(Hazard Analysis)し、重要管理点(Critical Control Points)として定めて監視することで、より一層の安全確保を図るものである。このシステムは国によって異なり、世界共通の基準はなく、日本では厚生労働省の「総合衛生管理製造過程」として承認され、製造工程のみの規格となっている。

UCC北関東工場における「FSSC22000」審査登録概要

事業者名 UCC上島珈琲株式会社
事業所名 UCC上島珈琲株式会社 北関東工場
適用規格 FSSC22000:2010
登録範囲 レギュラーコーヒー製品の製造
登録日 2011年3月28日
審査登録機関 UKAS(ユーカス)『英国認証機関認定審議会』

UCC北関東工場の概要

名称 UCC上島珈琲株式会社 北関東工場
所在地 〒360-0161 埼玉県熊谷市万吉2643-17
TEL 048-536-5000 FAX 048-536-4101
敷地面積 8,836m2
延床面積 4,492m2
登録日 2011年3月28日
竣工日 第一期:1980年 1月 第二期:1985年10月 第三期:2006年7月
製造品目 レギュラーコーヒー
生産能力 10,000トン(炒豆・年間)
規格取得 2000年9月29日「ISO9002」認証取得
※現在は「ISO9001」に移行済み
2001年3月22日「有機JAS」認定取得
2006年3月31日「ISO22000」認証取得
2007年3月30日「ISO14001」認証取得
2008年2月18日「グッドインサイド」認定取得
特長 外食産業を対象としたレギュラーコーヒー製品を製造。外食店の様々なニーズに応じた焙煎、ブレンド、粉砕が可能、オリジナリティの高いレギュラーコーヒーが供給できる。
また、有機栽培コーヒーやレインフォレストアライアンス認証コーヒーなど、安全・安心、そして環境に配慮したコーヒーなど、付加価値の高いレギュラーコーヒーを提供。
簡便型ラインも備え、家庭用製品も製造。


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