UCC Sustainability ChallengeUCC サステナビリティチャレンジ

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2022.12.14

国際環境NGOコンサベーション・
インターナショナルとパートナー
シップ契約を締結

UCCグループは、UCCサステナビリティ指針に掲げるネイチャーポジティブの具体的な目標やアクションプラン制定に向け、2022年9月13日に世界的な環境NGOであるコンサベーション・インターナショナルとパートナーシップ契約を締結しました。

ネイチャーポジティブ(Nature Positive)とは、生物多様性の損失が悪化する傾向を2030年までに落ち着かせ、2050年までに実質的な改善を伴う形で自然生態系を回復させる(ポジティブな状況にする)ことを目指す取り組みです。

コンサベーション・インターナショナルとパートナーシップ契約を締結

コンサベーション・インターナショナルとは?

コンサベーション・インターナショナルは、自然環境保全を通じて、持続可能な社会を実現することをミッションに、1987年に米国で創設された国際環境NGOです。アジア、アフリカ、ラテンアメリカ、太平洋に主な拠点を置き、100カ国以上において、科学的知見に基づく戦略と革新的なアイデア、多様なパートナーシップを活動の柱に、約1,200名のスタッフがSDGsに貢献する海洋保全プロジェクトや気候変動ヘの取り組み、政策提言や企業連携などの保全事業を推進しています。

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締結の背景

UCCグループは、「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ。」をパーパスに掲げ、栽培から1杯のコーヒーに至るまで、一貫したコーヒー事業をグローバルに展開しています。また、2022年4月には「UCCサステナビリティ指針」を制定し、さまざまな活動を推進しています。

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同指針策定においてはマテリアリティ(重要課題)を定め、「サステナビリティビジョン」と「サステナビリティフレームワーク」を制定しました。「コーヒーの力で、世界にポジティブな変化を」というサステナビリティビジョンのもと、その実現に向け、「自然を豊かにする手助けを」と「人々を豊かにする手助けを」の二大重点取り組み領域を定めました。自然の領域は2040年までにカーボンニュートラルの実現とネイチャーポジティブアプローチの実践を目標としています。

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今回、UCCグループは、ここに定めた「ネイチャーポジティブアプローチの実践」について、科学的知見に基づく具体的な目標とアクションプランを検討していくにあたり、アドバイザーとして世界的な環境NGOであるコンサベーション・インターナショナルとパートナーシップ契約を結ぶことになりました。

今後について

世界で排出されている温室効果ガスの約4分の1が農業・林業・土地利用セクターと言われる事例が示すように、コーヒー生産も含まれる農業は、気候変動を始めとする地球環境に与える影響が大きい分野です。そこでこの度UCCグループは、長年自然保護に真摯に取り組み、生物多様性の回復等グローバルな様々な環境課題について解決方法の提示、またその実践を行っている コンサベーション・インターナショナルと協力し、UCCグループがグローバルで行う「ネイチャーポジティブアプローチの実践」に向けた取り組みの検討を開始します。

今後は、コンサベーション・インターナショナルによるUCCの自然への影響に関する科学的な評価に基づき、コーヒー生産地の森林、自然資源を保護し、地域コミュニティのレジリエンスを高めるような、UCCのネイチャーポジティブに関する具体的な目標やアクションプランなど、来春を目途に策定を行う予定です。
UCCグループは、この取り組みを通じてコーヒーのリーディングカンパニーとして、地球環境に関してもより積極的な取り組みを行っていきます。

◇関連URL
▶コンサベーション・インターナショナルとのパートナーシップ契約締結に関するニュースリリース


※「UCCサステナビリティチャレンジ」は、UCCグループのサステナビリティビジョン「コーヒーの力で、世界にポジティブな変化を」に基づく
目標の達成のため、グループ全体で日々取り組んでいるさまざまなサステナブルアクションをご紹介するコンテンツです。

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