UCC Sustainability ChallengeUCC サステナビリティチャレンジ

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2022.12.26

脱炭素社会を推進する共創型プラットフォーム「Earth hacks」に参加

UCCグループは株式会社博報堂と三井物産株式会社が共同で行っている脱炭素社会を推進する共創型プラットフォーム「Earth hacks」に2022年7月より参加しております。Earth hacksはZ世代をはじめとした脱炭素に関心がある方に向けて、自分の生活にも取り入れたいと思えるライフスタイルやエシカルな商品の情報を提供したり、生活者の声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発などを行っております。

UCCグループは今年においてEarth hacksに関する様々な取組みを行ってきましたので、その詳細をご紹介させていただきます。

脱炭素社会を推進するEarth hacksの取組みに参加中

Earth hacksが生まれた背景

近頃気候変動問題などが大きく取り上げられる中、脱炭素に関心がある方は増えてきています。しかし関心の高いZ世代をはじめとした若い世代でも、日々の暮らしの中で脱炭素を意識して行動に移せている人は多くないという状況が判明しました。また実際に行動を移せていない理由としては、個人として「何をすれば脱炭素に貢献できるか分からない」という意見が圧倒的に多いという現状も浮き彫りになりました。
このような背景を踏まえて、Earth hacksは難しさや我慢を強いる取組みではなく、生活者が普段の生活の中で「自分たちがやってみたいアクション」を主体的に考え楽しみながら、脱炭素について考えられる商品情報の提供や機会を設けることを目的に生まれました。地球(Earth)にとって前向きで型にはまらない解決策(hack)を講じて脱炭素社会を目指しています。
脱炭素だから選ぶというよりは、自分の生活にも取り入れたいと思える地球にも人にも優しい商品を提供し、そのような商品を生活者が積極的に選ぶことを期待しています。
▶▷ Earth hacks公式HPはこちら

※「脱炭素」とは地球温暖化の原因となる代表的な温室効果ガスである二酸化炭素の排出量をゼロにしようという取組みのことです。

7月・12月 Earth hacksマルシェに出展!

UCCは2022年7月25日(月)~28日(木)の4日間、二子玉川ライズ ガレリアで開催された「Earth hacksマルシェ」に出展いたしました。このイベントでは、各企業、紹介する製品が従来の手法で製造されたものと比較して、どれくらいCO2排出量を削減できたのか一目見て分かる削減率(%)を可視化し、それをデカボスコアとしてアピールしました。

当日は平日だったにも関わらず、二子玉川駅前ということもあり、多くの方がご来場されました。
イベントにご来場された方は、デカボスコアというものを初めて聞いたという方も多かったですが、「数値化されているためどれだけ脱炭素に貢献できたか分かりやすい」「UCCがこれだけ脱炭素に取組んでいるなんて知らなかった」などといったお声もいただき、イベントは大きく盛り上がりました。

そしてこの夏のイベントで好評いただいたのを受けて、よりパワーアップした形で「Earth hacksマルシェ第2弾」を12月3日(土)と4日(日)の2日間、渋谷区立宮下公園 芝生ひろばにて開催しました。
当日は休日ということもあり、様々な層の方がご来場されました。UCCの脱炭素の取組みについて熱心にお話を聞いてくださる方も多く、「この商品はどこで購入できるのか」「他にはどのようなサステナブルな取組みを行っているのか」などといったご質問も受けて、ご来場された方の脱炭素製品や取組みに対する意識の高さも伺えました。

▶▷ UCC公式HP「UCC GOLD SPECIAL PREMIUM」ブランドサイトはこちら

今回、UCCがスコア化する商品を検討する様子は11月19日(土)の日本テレビ「NEWS ZERO」でも紹介されました。
▶▷ 11/19の日本テレビ「NEWS ZERO」動画はこちら

Earth hacks デカボチャレンジ2022(学生ビジネスコンテスト)にも参加!

UCCは学生の方に向けた社会課題解決型4Days+αインターンシップである「Earth hacks デカボチャレンジ2022」にも参加いたしました。このイベントは「環境・脱炭素」をテーマに、参加企業が脱炭素化などに向けた考え方や課題点を学生たちに共有し、企業と学生が一緒になって課題の解決策を考えるビジネスコンテスト型インターンシップです。UCC以外にも10社の企業・自治体の方が参加され、それぞれの課題を出題しました。
今回UCCから出題したテーマは「サステナブルに調達されたコーヒーについて、どうすれば買う動機付けにつながりますか?」といったもので、UCCチームは各4名×3グループ 計12名の学生が参加し、それぞれのグループで案を考えていただきました。
まず、このUCCチームの3グループの中で優勝者を決定し、各企業団体の優勝者が企業間決勝へ進出しました。
初めて会ってから、最終プレゼンまで2週間という短期間だったにも関わらず、3グループとも素晴らしいアイデアを企画され、審査員からも高く評価されておりました。

UCCの優勝チームはUUC(Ueshima University Cafe)というサステナブルに調達されたコーヒーを扱うカフェを大学キャンパス内に出店するというアイデアを発表しました。企業間優勝は至りませんでしたが、UCCにとっても学生の柔軟な発想に触れる貴重な経験となりましたし、学生たちにとっても今回の経験が今後の活躍に繋がればと願っております。(左の写真は12月4日のUCCテーマに参加したチームの発表の様子です)

このインターンシップの様子は12月3日(土)のNHK NEWSでも紹介されました。
▶▷ 12/3 NHKニュースはこちら

UCCは、引き続き「Earth hacks」を通じて、グループの取り組みをお伝えしていくとともに、「Earth hacks」ユーザーである生活者の方のお声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発・共創も目指していきます。

Earth hacksイベントに参加されたUCC社員からのコメント

気候変動は、農作物であるコーヒーの栽培や収穫にも大きな悪影響を与えています。そのためUCCグループも「2040年までにカーボンニュートラルの実現」を目標に、CO2排出削減に取組んでいますが、お客さまには、なぜUCCがCO2削減に取組むのか、それがお客さまにも何か関係があるかまでは伝わっていないかもしれないと感じていました。
その点、Earth hacksの事業では「デカボスコア」とともに、その商品がどんな工夫からCO2排出削減に貢献できたかをお伝えできるため、とてもコミュニケーションがしやすく、お客さまにも興味を持ってお話を聞いていただけましたし、実際のお客様の声を聴けたのは大変貴重な機会でした。
また「デカボチャレンジ」では、実際にUCCのテーマに共感をくださった学生の方々との交流から、学生の皆さんの、環境やサステナビリティに対する関心度の高さや知識量にも大変驚き、同時に社会全体のCO2削減やサステナビリティへの理解やアクションを大きく変えてくださるのではないかという期待感を持ちました。
今回、マルシェやチャレンジから得たお客さまのご意見を活かし、今後もCO2排出削減に取組むとともに、わかりやすく伝えていくことも継続していきたいと思います。

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※「UCCサステナビリティチャレンジ」は、UCCグループのサステナビリティビジョン「コーヒーの力で、世界にポジティブな変化を」に基づく目標の達成のため、グループ全体で日々取り組んでいるさまざまなサステナブルアクションをご紹介するコンテンツです。

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