UCCグループは2030年までに教育分野で社会に大きなインパクトをという目標を目指しています。その1つの取組みとして、普段は小学生～大学生までを対象としたSDGsセミナーを実施しています。
今回は特別企画として、国際協力機関（JICA・JICE）と連携し、普段とは異なる対象の方にセミナーを実施しましたので内容をご紹介いたします。

JICA（独立行政法人 国際協力機構）関西秋祭り

2023年10月28日（土）神戸にあるJICA関西にて秋祭りが開催されました。ステージイベント、ブース出展、日本文化体験などを通して海外の方とも交流できる国際協力イベントとなっておりました。
その秋祭りの1つの会場にて、公益財団法人兵庫県国際交流協会よりお話をいただき、UCCグループの「コーヒーから考えるSDGs」セミナーを実施しました。
当日は、秋祭り全体のご来場者数が約800名の中、SDGsセミナーへは約100名以上の方にご参加いただき大盛況のイベントとなりました。
普段学生向けにオンラインで実施しているセミナーとは異なり、子どもから大人まで（社会人が大半）幅広い年齢層の方にご参加いただきました。

JICA関西秋祭りでのイベントということで、セミナーではJICAとUCCが生産国で協働したプロジェクトなどを中心にお話をしました。やはり生産国で行ったプロジェクト内容や調達に関するお話は興味がある方が多く、熱心に耳を傾ける様子が印象的でした。

セミナー実施後の参加者からのアンケートには、「コーヒーから関連したSDGsを知ることができて良かった」「UCCの取組みを知り、もっと愛飲したいと思った」といったコメントをいただきました。その他にも、生産国での取組みについてや認証マークのお話などに関するコメントも多く、国際協力や生産者への配慮に対する関心の高さを伺えました。

JICE（一般財団法人 日本国際協力センター）対日理解促進交流プログラム

2023年12月14日（木）JICE関西支所との連携により、「JENESYSプログラム」に参加しているASEAN諸国及び東ティモールの高校生を中心とした学生に向けてSDGsセミナーを行いました。「JENESYSプログラム」とは、外務省が推進する対日理解促進交流プログラムです。当日はインドネシア、シンガポール、東ティモール、ベトナム、ラオスの5か国の学生がUCCコーヒー博物館にご来館されました。SDGsセミナーを受講するグループと博物館内の見学をするグループの二手に分かれ、前半と後半の交代で実施しました。

セミナー終了後のコメントとしては、「日本企業、UCCの取組みを知ることができて大変勉強になった」「抽出後のコーヒー粉までにも配慮し、活用方法を考えることが大事なのだと思った」といった感想をいただきました。
このSDGsセミナーでの学びが、少しでも日本滞在中の思い出の1つとして記憶に残ればと願っております。

今後に向けて・・・

今回のセミナーはリアル会場で広く一般の方、また海外の学生に向けた実施という初の取組みでもありましたが、新たな発見もあり、今回の経験を現在行っているセミナーのブラッシュアップに繋げていきたいと考えています。
今後もUCCグループは「2030年までにサステナビリティ教育受講者数30万人を目指して」という目標に向けて、引き続きその1つの取組みであるSDGsセミナーの実施を行ってまいります。


【UCCが取組むSDGsセミナー】
○小学生～大学生までの学生向けオンラインSDGsセミナーの詳細はこちら
▶▷ 小学生～大学生対象オンラインセミナー概要 詳細ページ

○一般の方向けのSDGsセミナーはこちら（一部有料）
▶▷ UCCコーヒーアカデミー主催「コーヒーと考えるSDGsセミナー」 詳細ページ




※「UCCサステナビリティチャレンジ」は、UCCグループのサステナビリティビジョン「コーヒーの力で、世界にポジティブな変化を」に基づく
目標の達成のため、グループ全体で日々取り組んでいるさまざまなサステナブルアクションをご紹介するコンテンツです。