毎日のコーヒーが
エネルギー消費をサポート!
UCCが独自研究
「トリゴネリン」のチカラ

朝日新聞デジタルマガジン&[and]広告企画  
2024年12月5日公開


この秋、UCCは『UCC &Healthyスペシャルブレンド』を新発売しました。実に4年の歳月をかけて独自研究を続けた「コーヒー由来トリゴネリン」という成分が、BMIが高めの人の安静時のエネルギー消費の向上をサポートすることを発見。日本初の機能性表示食品として認められました。
半世紀以上にわたってコーヒーのおいしさを届けてきたUCC。実はおいしさだけでなく、コーヒーの様々な可能性を追求し、健康分野の研究や商品開発を積極的に進めています。新たに着目した「コーヒー由来トリゴネリン」は、BMIが高めの人の安静時のエネルギー消費の向上をサポートするという、うれしい健康成分です。医療法人社団池谷医院の院長で医学博士の池谷敏郎先生、UCC研究員の植田恵美さんと有木真吾さんにトリゴネリンの健康機能や研究について、またおいしさへのこだわりについて聞きました。
※コーヒー由来トリゴネリンにより、BMIが高めの方の、安静時のエネルギー消費の向上をサポートする機能として(2024年7月現在)

コーヒーの可能性を追求するUCCが着目
「トリゴネリン」の機能

UCC R&D本部 研究開発部の植田恵美さん

有木:UCCでは新たな付加価値を加えた健康機能性コーヒーを広く届けることを目的に、数々の独自研究を行ってきました。そして、2020年に立ち上げた新プロジェクトでトリゴネリンの独自研究に乗り出し、この秋にトリゴネリンの機能を生かした『UCC &Healthy スペシャルブレンド』を発売しました。

植田:トリゴネリンは、植物界に広く存在する成分で、特にコーヒーに多く含まれていることが知られていました。いくつか健康効果への報告が出ていた中で、細胞レベルながら脂肪燃焼効果に関する報告もあり、研究者として大変興味を持ちました。私たちが注目した時点では、ヒトでの有効性は確認されていなかったことから、今回のプロジェクトテーマにトリゴネリンを選びました。

UCC R&D本部 研究開発部の有木真吾さん

有木:トリゴネリンの機能を簡単にいうと、「細胞が脂肪を蓄えるのではなく、燃焼してくれるようにアシストする」といったところです。人間の体には、脂肪を蓄積する「白色脂肪細胞」と、脂肪をエネルギーに変える「褐色脂肪細胞」の2種類の脂肪細胞がありますが、近年の研究では、「白色脂肪細胞」から「褐色脂肪細胞」のような機能を持つ脂肪細胞に変化した「ベージュ脂肪細胞」の存在も確認されるようになりました。これまでの研究からトリゴネリンには「白色脂肪細胞」をベージュ化させる機能が確認されています。

植田:私たちの試験では、男女91名に協力してもらい、トリゴネリンを継続摂取するチーム、プラセボ食品を継続摂取するチームに分け、摂取8週後の安静時のエネルギー消費量の違いを調べました。その結果、対象者のうちBMIが高め(BMI23~30)のグループにおいて、トリゴネリンを摂取したチームの方が、より多くのエネルギーを消費していることが確認できました。

※「プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験」にて実施。試験をする側も被験者もトリゴネリンを摂取しているか、していないか分からない状態で効果を比較する信頼性が高い方法で、解析対象者は各群合わせて男女91名、そのうちBMIが高めの方として、BMI23以上の20名をサブグループ解析の対象とした。

無視できない安静時のエネルギー消費量

医学博士の池谷敏郎さん。血管や心臓など循環器系のエキスパートで、「50歳を過ぎても体脂肪率10%の名医が教える 内臓脂肪を落とす最強メソッド」(東洋経済新報社)など著書多数。

池谷:きちんと臨床試験を行い、機能性を確認されたというのは素晴らしいですね。「安静時のエネルギー消費」というのは、いわゆる基礎代謝です。基礎代謝とは、私たちが生命を維持するために必要なエネルギー量のことを指します。人間が消費するエネルギーは約6割が安静時、約3割が運動時、残りの1割が食事の時に使われるとされています。実は、じっとしている時にこそエネルギーは燃えています。メタボ対策が重要な現代人ですから、安静時のエネルギー消費量は無視できません。

有木:今はリモートワークが広まっていますし、一日中ほぼ動かないという人も増えていると思います。そこで役に立つのが、「白色脂肪細胞」をベージュ化させるトリゴネリンです。

池谷:おっしゃる通り、脂肪を燃やしてエネルギーを作るのは「褐色脂肪細胞」で、「白色脂肪細胞」をベージュ化させた「ベージュ脂肪細胞」も有効です。ただ、「褐色脂肪細胞」は生まれたばかりの赤ちゃんの体内には多く存在していますが、徐々に数が減っていくとされています。反対に「白色脂肪細胞」は増えていくので、食事や運動を気にしていないと、メタボになる心配が出てきます。メタボになると、様々な健康リスクにつながるため、いかに脂肪を蓄積させないか、いかに脂肪を燃やすかが大事です。

植田:池谷先生は、30代の頃にダイエットに挑戦されたと伺いました。その時はスムーズにいきましたか?

池谷:なかなか大変でした。というのも、30代で本格的なダイエットは2回したのですが、1回目は正しい知識がなく「とにかく食べなければいい」と思い込み、スーツが2サイズ落ちるくらい痩せたのですが、案の定リバウンドして79キロまで増えてしまいました(苦笑)。その後、メタボ検診(特定健康診査)がスタートしてメタボ外来の担当医を務めることになったので、再度挑戦しました。この時は健康的に痩せられる方法をとり、15キロの減量に成功しました。

有木:2回目の減量後は、どんな変化がありましたか?

池谷:健康面では、健康診断の数値が変わりました。体が軽くなったおかげで楽に動けるようになりましたし、ファッションにも興味を持つようになり、毎日が楽しく過ごせるようになったのを覚えています。また、仕事面でもいい影響がありましたよ。見た目が変わったおかげで、メタボ外来の患者さんへの説得力が増したこともうれしかったですね。ダイエットをしたことで体が健康になるだけでなく、公私ともにいろいろなメリットを感じました。

こだわりは、おいしさと機能性の両立
試行錯誤の連続だった「トリゴネリン」の臨床試験

池谷:臨床試験を行うには、多大な時間や労力がかかります。お二人も、相当ご苦労されたのではないでしょうか?

植田:そうですね。人間がトリゴネリンを摂取して、その機能を調べる試験は前例があったものの、安静時エネルギー消費量に着目したものはありませんでした。そのため、臨床試験では試行錯誤を繰り返しながら、いくつもの壁を乗り越える必要がありました。

有木:特に苦労したのは、トリゴネリンをどのぐらい摂取すれば結果につながるのかの見極めです。トリゴネリンを摂取した時の体の中での消化・吸収の情報があまりなかったので、機能が確認できる1日の摂取量を探るのに骨を折りました。

植田:トリゴネリンの機能が発揮されたことをきちんと確認したいけれど、まず守るべきは安全性です。これを第一に考えて、有効性が期待できる摂取量を定めるために、様々な切り口から複数回にわたる試験を行いました。また、おいしいコーヒーとして皆様にお届けしたいという気持ちもあったので、トリゴネリンの成分の実験と同時並行で製品開発を行いました。今ふりかえると、プロジェクトメンバー同士でいろいろな意見を交わしながら一進一退を繰り返すような、そんな試行錯誤を繰り返すばかりの毎日でしたね。

池谷:医学においても基礎研究はあまり日の目を見ませんが、根幹となる重要な部分です。かつて、コーヒーは嗜好品のひとつで、身体に悪いものという見方もありました。ですが、今では研究が進み、カフェインやクロロゲン酸といった成分が健康に有効だと知られるようになりました。さらに今回のコーヒーには現代人の健康の悩みにフィットしたトリゴネリンの機能が生かされています。新たな健康成分をメインとしたコーヒーができたことは、非常に斬新ですね。

毎日のおいしいコーヒーで健康的な生活へ

機能性表示食品として誕生した『UCC &Healthy スペシャルブレンド』は、コーヒー由来トリゴネリンが含まれており、BMIが高めの方の安静時のエネルギー消費の向上をサポートしてくれます。豊かなあまい香りとバランスのよい味わいが特徴で、毎日のリラックスタイムにピッタリです。

<届出表示>本品にはコーヒー由来トリゴネリンが含まれます。コーヒー由来トリゴネリンは、BMIが高めの方の日常のエネルギー代謝の一部である安静時のエネルギー消費の向上をサポートする機能が報告されています。

植田:『UCC &Healthy スペシャルブレンド』は、これまでになかった健康機能性を追加するだけでなく、毎日おいしく飲めるコーヒーを目指しました。これまで培ってきたUCCのコーヒー作りのノウハウを詰めこんだ自信の1杯です。

池谷:あっさりした口当たりで、のど越しもやさしくて飲みやすいです。毎日4~5杯を飲むくらいのコーヒー好きとしては、カフェインレスなのも嬉しいですね。

有木:トリゴネリンはコーヒー生豆に多く含まれ、焙煎するほど含有量が減っていくので、味や香りを守りつつ、トリゴネリンの含有量は損なわないよう浅炒りにしました。また、トリゴネリンの含有量と味のバランスから、1日の目安量を4杯分と設定したので、カフェインを摂取しすぎないようにカフェインレスにしています。

池谷:飲む人のことを考えたレシピなのですね。僕は一日の終わりにゆっくりとコーヒーを飲みたい人間なので、カフェインレスコーヒーは安心して飲めます。

植田:コーヒーはオンオフのスイッチになるので、できれば自分の好きなタイミングで飲みたいですよね。しかし、普通のコーヒーを夕方以降に飲むと夜眠れなくなると心配される方もいます。カフェインレスにしたことで、一日の中でお好きなタイミングで飲んでいただけます。

池谷:これだけ飲みやすいと、お水やお茶代わりとしても飲めるかもしれませんね。朝に4杯分のコーヒーを作って、ステンレスボトルなどに入れて持ち歩いて、仕事中ものどがかわいた時に飲むのも良さそうです。

有木:お口に合ったようで安心しました。これまでは、体にいいものは味がイマイチでも仕方ないという認識だったと思います。しかし、そこはおいしいコーヒー作りに自信のある私たちが作っているので、まずは機能性表示食品という先入観を持たずに手に取っていただければうれしいです。

植田:『UCC &Healthy スペシャルブレンド』は、マイルドな口当たりで、コーヒーが苦手な方も飲みやすい味わいです。コクや苦みの強い深炒りのコーヒーを好まれる方も多くいらっしゃいますが、試しに飲んでいただければ、ご自身のコーヒー体験の幅が広がるのではないかと思います。

池谷:コーヒーには、まだまだ未知なる可能性がたくさん秘められているのでしょう。ぜひ今後も、私たちの健康を支えるような研究を広げていただきたいですね。そして、健康に近づけると思いながらおいしいコーヒーを飲む。そんな習慣が広まれば、充実した1日を過ごす人が増えることはもちろん、健やかな人生を送る人もまた増えそうです。期待しています。

●機能性表示食品とは、事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。販売前に安全性及び機能性の根拠に関する情報などが消費者庁長官へ届け出られたものです。ただし、特定保健用食品とは異なり、消費者庁長官の個別の許可を受けたものではありません。●【届出表示】本品にはコーヒー由来トリゴネリンが含まれます。コーヒー由来トリゴネリンは、BMIが高めの方の日常のエネルギー代謝の一部である安静時のエネルギー消費の向上をサポートする機能が報告されています。●本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。●食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。

朝日新聞デジタルマガジン&[and]
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