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UCC上島珈琲

UCCの「カップから農園まで」一貫した品質保証体制の根幹をなす
世界最大のコーヒー生産国ブラジルの現地法人の事業所機能を拡充
コーヒー取引の中心地、サントス市街地で12月9日(木)に開設

「UCC Ueshima Coffee do Brasil Ltda.」の移転のお知らせ

UCC上島珈琲株式会社(本社/神戸市、資本金/10億円、社長/上島豪太、以下/UCC)は、世界最大のコーヒー生産国ブラジルの現地法人「UCC Ueshima Coffee do Brasil Ltda.(以下/UCCブラジル)」を12月9日(木)からサントス市のコーヒー取引の中心地の新たなビルに移転し、事業所機能を拡充しました。

UCCは、世界唯一と言われる「カップから農園まで」(コーヒーの栽培から原料調達、研究開発、製造加工、流通、販売に至るまで)一貫した品質保証体制を擁しており、この独自の品質保証体制の根幹をなすのが、世界最大のコーヒー生産国ブラジルの現地法人「UCCブラジル」におけるコーヒー生豆の品質検査です。

「UCCブラジル」は、日本のコーヒー業界唯一の世界最大のコーヒー生産国「ブラジル」における“コーヒー生豆検査機関"です。

UCCは1984年7月にサントスの旧コーヒー取引所前という伝統的な位置に事業所を開設して以来、ここでUCCが取り扱うブラジル産コーヒー生豆の全ての品質を検査し、その検査を通過した良質で安全なコーヒー生豆だけを日本のUCCに向けて輸出してきました。

「UCCブラジル」の品質検査の特徴は、コーヒーに関わる日本の標準的な品質基準よりも数ランク厳しい独自の検査基準『UCCクオリティ』を採用していることであり、この独自基準のもと、ブラジルから日本へ輸出する前のコーヒー生豆の品質鑑定(スクリーンと呼ばれる専用のふるいによる外観検査やカップテストによる官能検査などの数段階の品質鑑定/添付資料参照PDFを開く)を必ず2回実施しています。

また、ブラジル最大のコーヒー積出港があり、コーヒー輸出業者並びに最新のコーヒー情報が最も多く集まるサントス市を拠点に、ブラジルコーヒーの産地情報の収集とその品質向上にも取り組んでいます。その一つに同国の南東部に位置するエスピリット・サント州山脈地区で最も品質が高いコーヒー生豆を選出するコンテスト『UCC・CAFUSO(カフーゾ)コーヒー生豆品質コンテスト』の開催があり、2001年から10年連続で同コンテストを主催し、そこで選出された高品質コーヒーを日本に紹介するなど、ブラジルコーヒーの価値向上に貢献してきました。

このたびUCCは、「UCCブラジル」をサントス市内の新しいビルに移転し事業所を拡充することで、時代に応じたコーヒーの品質鑑定並びに情報発信基地としての更なる機能強化を図ります。併せて、UCC独自の「カップから農園まで」一貫した品質保証体制に磨きをかけ、お客様の期待にお応えできる安全・安心を追求した高品質でおいしいコーヒーの提供に努めてまいります。

『UCC Ueshima Coffee do Brasil Ltda.』の概要

住所 PRACA DOS ANDRADAS, 12-8°ANDAR CENTRO-SANTOS-SP-BRASIL
CEP 11010-100
電話番号 55(13)3219-5354
面積 330m2
主な事業内容 1.コーヒー生豆の品質検査 (添付資料参照
2.現地情報収集(生産・栽培・ブラジル国内マーケット等)
3.生産者を支援する品質コンテスト『UCC・CAFUSOコーヒー生豆品質コンテスト』の開催
4.UCCグループ社員のコーヒースキル研修の実施
クラシフィカドール(コーヒー鑑定士)等の有資格者の育成・教育
スタッフ 5名(日本人代表1名、ブラジル人スタッフ4名)
業務開始日 2010年12月9日

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