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UCCホールディングス株式会社

レギュラーコーヒー需要拡大に備え台湾最大規模・最新設備の新工場!
『UCC台湾雲林工場』竣工! 来年1月2日(水)から稼働開始

UCCグループで、台湾事業を担当する優仕咖啡股份有限公司(本社/台北市、董事長/杉本昌利、以下/UCC台湾)は、拡大する台湾のレギュラーコーヒー需要に備え、『UCC台湾雲林工場』(台湾・雲林県)を新設し、2019年1月2日(水)から稼働します。

UCCグループは、1985年に台湾に合弁会社を設立し、コーヒーショップやレギュラーコーヒーの製造・販売など本格的に事業展開を開始してから30年以上が経過しました。
台湾は、古くからお茶文化が根強い国ながら、近年では、世界的なコーヒーブームを背景にレギュラーコーヒー市場が急拡大しています。昨年(2017年)のコーヒー生豆輸入量は約28,000tと、5年前の2013年の輸入量(約18,000t)に比べ、1.5倍に増加しました。
また、嘉義県の「阿里山コーヒー」がアメリカスペシャルティコーヒー協会のカッピング評価で高評価を得るなど、コーヒー生産地としても注目されています。

UCC台湾では、このような市場及び消費者動向を背景に、レギュラーコーヒー市場の更なる拡大に備え、日本で培った最新鋭の技術を備えた新工場「UCC台湾雲林工場」を新設し、来年、2019年1月2日(水)から稼働します。

新工場「UCC台湾雲林工場」の特長は以下の3点です。
1. コーヒー需要拡大に対応する台湾最大規模の焙煎能力(最大10,000t)
2. UCC独自製法・自社開発機(UCC独自開発の焙煎機AROMASTER※など)の導入
3. UCC日本品質管理手法を採用し、安心安全な高品質な製品づくり(※FSSC22000取得予定)

UCC台湾 雲林工場外観

UCC独自焙煎機『AROMASTER(アロマスター)』の概要

焙煎機の特長:
・「プロファイルコントロールシステム」により、焙煎中のコーヒー豆の熱風の温度変化を監視し、豆の温度を自動的にコントロールすることが可能になりました。熱風の温度を細かく設定し、焙煎の精度を向上
・焙煎工程にスチームを利用し、コーヒー豆の芯までムラなくふっくら焙煎できる「スチームロースト(スチーム+熱風)」(特許5792875号)
・冷却工程でマイナス2℃で急速冷却し香気成分を豆に封じ込める「アロマフリージング製法」(特許第3617906号)
・従業員にやさしい静音設計(稼働音を約20%低減)

焙煎豆の特長:
・雑味をおさえたクリアな味覚と、芳醇な香り立ち(香気量約70%アップ)
(いずれも当社比、一般的な熱風焙煎機との比較)

『UCC台湾 雲林工場』の概要

名称 優仕咖啡股份有限公司 雲林工場
所在地 雲林県斗六市榴南里斗工一路7号(斗六工業区内)
敷地面積 約5,300㎡(総床面積 3,200㎡)
稼働開始日 2019年1月2日(水)
製造品目 レギュラーコーヒー
焙煎能力 最大約10,000t(3交替時/台湾最大規模/初年度3,000t※生豆換算
ライン数 焙煎機3台(AROMASTER、炭焼焙煎機他)、粉砕機1台
包装機4台(大容量袋・小容量袋・簡便型他)
従業員数 34名(2018年12月末見込)
設備投資金額 5億台湾元(約18億円)

お問い合わせ先

UCCホールディングス株式会社 広報室

〒650-8577 神戸市中央区港島中町7-7-7
<TEL> 078-304-8813 <FAX> 078-304-8878

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