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コーヒーの“ソムリエ”

グラスを器用に回して、ワインを少し口に含んで味を見る、ソムリエのテイスティング。コーヒーの世界では、テイスティングのことを「カッピング」と言います。
コーヒーの鑑定において「カップ(=cup)」とは「コーヒーの味」を指し、コーヒーの味や品質を評価するために味わうことを、“ing”をつけて「カッピング(=cupping)」、またソムリエに当たる人を「カッパー(=cupper)」と呼びます。
「カッピング」では「カッパー」が専用のスプーンを使って味と香りを鑑定します。
ワインとは違って、コーヒーは「カップ」を使って飲むからこう呼ぶのでしょうか。モノが変われば呼び方も変わるのですね。