UCCホールディングス株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:上島 豪太、以下「UCC」)は、UCCグループのサステナビリティに関する方針を統一し、グローバルな目標を明確に定め、その達成に向けた活動を推進していくために、「UCCサステナビリティ指針」を制定しました。UCCグループは、この指針に基づき、サステナブルな社会の実現に貢献して参ります。
UCCグループは、昨年10月、新たな経営方針として「私たちの存在意義(パーパス)」「私たちの価値観(バリュー)」を制定し、コーポレートメッセージを「ひと粒と、世界に、愛を」※1へと一新いたしました。今回制定した「UCCサステナビリティ指針」は、新たな経営方針をサステナビリティの観点で具体化したものです。サステナブルな社会の実現に貢献していくことは、私たちのパーパス・バリューの一部であり、全てのステークホルダーの皆さまと共に、その体現を推進して参ります。
同指針制定にあたっては、2021年3月よりグローバルプロジェクトをスタートさせ、約1年間の検討を行いました。まず、社内外のステークホルダーへのインタビュー、外部トレンド及びリスク分析等、多くのインプットを得ることからスタートし、次に、その過程で挙げられたマテリアリティ(重要課題)について全執行役員参加のワークショップ等を通じて議論を深め、「マテリアリティ・マトリックス」※2を作成いたしました。その後、同マテリアリティ・マトリックスをもとに、UCCグループの指針を定めるため、経営陣で更なる議論を重ね、「サステナビリティビジョン」※3と「サステナビリティ・フレームワーク」※4を完成させました。
「コーヒーの力で、世界にポジティブな変化を」というサステナビリティビジョンのもと、その実現に向け、「自然を豊かにする手助けを」と「人々を豊かにする手助けを」の二大領域を定め、自然の項目では2040年までにカーボンニュートラルの実現とネイチャーポジティブアプローチの実践を目標とし、中間目標を、2030年までに自社で削減できるスコープ1&2の温室効果ガスを2019年比46%削減、としました。また、人々の項目では、2030年までに自社ブランド製品を100%サステナブルなコーヒー調達にすることと、健康・教育分野で社会に大きなインパクトを残すことを目標として定めました。
またUCCグループでは本年よりグローバルな「サステナビリティ・ガバナンス体制」※5も構築しました。月次のグローバルサステナビリティミーティングにおいて、直面する課題の適宜解決を行うとともに、サステナビリティ推進の進捗をマネジメント層が確認することで、定めた指針のもとでグループ全体のサステナビリティが着実に推進出来るようにガバナンスを強化しております。
これらの新しいUCCサステナビリティ指針や活動状況につきましては、本日リニューアル公開したUCCサステナビリティホームページにて、適宜活動の進捗などをお伝えして参ります。詳細は、ホームページ(https://www.ucc.co.jp/company/sustainability/)を是非ご覧下さい。
※1 UCCグループの経営方針
※2 マテリアリティ・マトリックス(重要課題のマトリックス)
※3 サステナビリティビジョン
コーヒーの力で、世界にポジティブな変化を
コーヒーは単なる豆ではありません。
人と人、社会、自然を結びつけ、私たちを奮い立たせ、行動を起こすエネルギーや活力を与えてくれます。
コーヒーには、世界にポジティブな変化をもたらす力があります。
UCC サステナビリティ指針は、持続可能な未来に向けた私たちのロードマップです。
自然と人々が、共に豊かであり続けて欲しいという、私たちの願いです。
サステナブルな調達、健康と教育の推進、環境保全、カーボンニュートラルの実現を通じ、サステナブルビジョンの達成を目指します。
その道のりは長く険しく、自分ひとりでは前に進めないこともあります。
でも、私たちには多くの仲間がいます。
共に手を携え歩んでいくことで、人々に、社会に、自然に、ポジティブな影響をもたらすことができます。
より良い世界へ。
人、地球、コーヒーが共に栄える未来へ。
ひと粒のコーヒーから。
※4 サステナビリティ・フレームワーク
※5 サステナビリティ・ガバナンス体制
【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】
UCCジャパン株式会社 総務本部 コーポレートコミュニケーション室
〒650-8577 神戸市中央区港島中町7-7-7
<TEL>078-304-8813
<MAIL>ucc-pr@ucc.co.jp
<プレスルーム>https://www.ucc.co.jp/company/pressroom/