水素焙煎コーヒーに取り組むUCC上島珈琲株式会社(本社/神戸市、社長/朝田文彦)は、共創型プラットフォー ムを展開するEarth hacks株式会社(本社/渋谷区、社長/関根澄人)と共同で、昨年に引き続き、水素社会に関する独自の意識調査を行いました。その結果、水素社会に関する認知やイメージは昨年同様の傾向であること。一方、認知・理解が高まれば応援意欲等が高まること、Z世代(特に10代男性)の認知・内容理解が高い事などを新たに確認しました。
●調査結果サマリー ※( )は昨年数値
・水素社会認知について、「水素社会」の認知率は28.9%(29.2%)と横ばい
・水素社会という言葉の身近さについて、「とても身近である」「やや身近である」との回答は26.8%(25.2%)と微増
・一方、水素社会の理解度が高い(詳細内容認知者)においては、応援・購入意欲等ポジティブな関心が大幅に増加
・水素社会の認知は男性10代が45.6%と最も高く、また内容認知・詳細認知も突出して高い
★Z世代にヒアリング!現役大学生の男女5名にご協力いただきました!
Q1:水素社会という言葉知っている? ➡A1:5名中全員「知っている」と回答。うち2名はある程度内容まで理解。
Q2:どこで知ったか➡A2:高校の授業、受験問題のテーマとして、SDGs関連のTVなど。
Q3:水素社会という言葉のイメージは?➡A3:化石燃料からクリーンエネルギーへのシフト、車、危険なイメージも。
Q4:認知度の男女差について➡A4:一般的に男性の方が理系関心が高いイメージで、それが影響しているのでは。男性に偏りがちな「車」という興味切り口でも水素に触れる機会がある。
Q5:車以外のイメージ➡A5:水素水、美容に良いと流行っていた。電気や天然ガスからつくられるものというイメージも。
Q6:水素社会は必要?➡A6:脱炭素には必要なのかな?程度の認識、熱交換の歩留まりが悪いイメージがある。
★まとめ
・学校教育や受験勉強等で学ぶ機会があった方が複数おり10代認知の高さに影響していると推察。中でも車を入口とした情報接触をする人や理系関心の高い人の方が、水素社会を裏支えする技術やその仕組みについて興味を持ちやすい傾向があり、この傾向が調査結果の男女差に一部影響していると推察。
・水素交換の歩留まりが悪いといったネガティブな側面についても理解されている人がいた。
・食品や料理に水素が利用されていることを知る人は少なかったが、詳しく説明すると興味関心を示された。特に女性。
※今回ご協力頂いた皆様…Aさん:1年生19歳女性、Bさん:2年生20歳男性、Cさん:1年生19歳男性、Dさん:4年生23歳女性、Eさん:4年生22歳女性
調査概要
調査タイトル | 水素社会に関する調査 |
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調査手法 | インターネット調査 |
調査主体 | すごいぞ水素!プロジェクト(Earth hacks、UCCジャパン) |
調査委託先 | マクロミル |
調査期間 | 2024年9月19日~9月20日 |
調査対象 | 日本国内(全国)に住む15歳~69歳(中学生を含む) |
有効回答数 | 4,129ss |
主要項目結果
Ⅰ.水素のイメージ:
Q:あなたは「水素」について、どんなイメージをもっていますか(複数回答)
●1位「次世代のエネルギーである」(32.4%)、2位「爆発・引火しやすい」(30.2%)、3位「環境にやさしい」(24.4%)と昨年と同じイメージ構成。
Ⅱ.水素社会という言葉の認知、理解、身近さ
Q:以下のなかで、あなたが知っている言葉をお選びください(複数回答)
●カーボンニュートラル62.8%(+3.8%)、脱炭素62.4%(+1.5%)、サステナビリティ(+3.2%)と上昇
●水素社会という言葉の認知度は全体で28.9%、昨年とほぼ変わらない結果に。
Q:「水素社会」はどの程度、あなたにとって身近だと感じますか。
●水素社会を身近に感じる人は昨年に引き続き3割以下(TOP2計)と低め。ほとんどの人は身近さを感じていない。
Ⅲ.水素社会 内容認知(性年代別)
Q:あなたは内容まで知っていますか。あてはまるものをお選びください。(それぞれひとつ)
●水素社会の認知は男性10代が最も高く、また「内容を知っていて、他人に説明することができる」も突出して高い。また男女別では男性のほうが比較的高い。
Q:あなたは「水素社会実現に向けて取り組む企業」を応援したい、購買したいと思いますか。
●水素社会認知者のうち(言葉は知っているが)内容は知らない(内容非認知者)は9%、内容をある程度知っている(内容認知者)15%、内容を知っていて、他人に説明できる(詳細内容認知者)は4%となった。また、理解度が高いほど、取り組み企業への応援意欲・購買意欲が高いことがわかった。
Ⅳ.水素社会の身近度・実現必要度(性年代別)
Q:「水素社会」はどの程度、あなたにとって身近だと感じますか。
Q:あなたは「水素社会」について、実現する必要があると思いますか。
●水素社会の身近さ、実現必要度ともに年代別では10代が高く、また男女別では男性のほうが高い。
今回の調査を通じて、水素社会について知れば知るほどに、その重要性や必要性が高まることが確認できました。2040年 カーボンニュートラルの実現を目指し、水素焙煎コーヒーに取り組むUCCはこの調査を活用し、水素社会実現に向け、引き
続き様々な活動を展開する予定です。今後とも当社活動にご期待ください。
関連URL(ニュースリリース)
・日本初!UCC、水素焙煎に関する発明について特許出願:https://www.ucc.co.jp/company/news/2023/rel230522a.html
・UCC、富士工場に水素を熱源とする大型焙煎機導入決定:https://www.ucc.co.jp/company/news/2023/rel230925a.html
・UCCが“水素焙煎”でコーヒーをさらにおいしく:
https://www.ucc.co.jp/company/news/2024/rel241001b.html
共創型プラットフォーム「Earth hacks」について
「Earth hacks」は、Z世代をはじめとする脱炭素に関心がある方や、まだよく知らないという方にも脱炭素に向けた活動を身近に感じてもらえるよう、自分の生活にも取り入れたいと思えるライフスタイルやエシカルな商品の情報を提供したり、生活者の声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発を目指す共創型のプラットフォームです。CO2eを従来の製品と比較し、削減率(%)を表示するというユニークなアプローチ「デカボスコア」を企業や団体に提供しています。「Earth hacks」サイト内ではデカボスコアと共に環境価値の高い商品を紹介するなど、企業主体ではなく、Z世代をはじめとした生活者が楽しみながら脱炭素に貢献できる仕組みを提供しています。また、実際のビジネス課題を通じて社会課題の解決を考え、企業と学生が共創するビジネスコンテストプログラム「デカボチャレンジ」も実施し、企業とZ世代の脱炭素社会に資するビジネス共創を促進する取り組みも行っています。他にも、行政・地方自治体に向けソリューションとして「Earth hacks for Local」の提供を開始しています。
■ウェブサイト:https://earthhacks.jp/
■Instagramアカウント:https://www.instagram.com/earthhacks.jp/?hl=ja
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