仕事を知る / 製造職
01
みんなで協力して一つの製品を!
六甲アイランド工場 久郷 秀一郎
2020年入社
六甲アイランド工場で包装業務を担当しています。工場には5つの製造ラインがありますが、その中で私は一杯抽出型レギュラーコーヒーのラインに携わっています。オートメーションで動く包装機のオペレーションやメンテナンス、作られた製品が決められた規定に沿って作られているかの検査、人の管理が主な業務内容になります。包装業務はコーヒーをよりおいしくはできないですが、疎かにすると本来の味や香りを損なわせてしまう大切な仕事です。
私は入社前まで機械についての知識はおろか、工具すら手に取ったことがありませんでした。工場に入って右も左も分からない状態で不安で仕方がありませんでしたが意外とどうにかなるもので、先輩社員や周りの方々に支えられて今や一ラインを任せていただいています。
私と同じように工具を触ったことがなくて製造業に不安を持つ方も多くいらっしゃると思いますが、何も心配ないので安心してください!
やりがいはチーム全体で協力して製品を作りあげることで得られる達成感や喜びです。焙煎から包装、品質管理まで含めて一人でできる仕事ではないので、班メンバーだけでなく他ラインの方と協力して作業したり、困ったときに助け合いながら作業を進めます。特に自分の携わった製品がコンビニやスーパーに並んでいるのを見たときは、「みんなで頑張ってこの製品を作ったんだ」という思いも加わって大きなやりがいを感じます。


私は就職活動の軸として各分野のエキスパートである企業に入りたいという思いが強くありました。様々な企業を見て、UCCほど一つの分野に特化した企業は他にはないと感じ、惹かれたのを覚えています。
今後はコーヒーについてもっと理解を深めたい!という思いが強いです。現在は社内資格である「コーヒーアドバイザー」の取得を目指しています。しかしその壁は厚く、2回受験しているのですが一つ前の資格止まりでまだ取得に至っていません。私自身官能が弱みであることを理解しているので、UCCには「コーヒーアカデミー」というコーヒーのための専門教育機関があり、そこの一室を借りて同期や先輩社員と産地飲み比べやコーヒーの焙煎豆比較などを楽しく真剣に学んでいます。UCCは挑戦に対して積極的に動いてくれる企業なので、上手く甘えつつその期待に応えられるように全力で取り組んでいます!
02
美味しいコーヒーを届けるために
六甲アイランド工場 上谷 理菜
2020年入社
品質管理を担当しており、その中で私は主に検査業務をしています。検査業務とは工場に入荷した生豆を小型の焙煎機で焙煎し、豆の外観の確認をし、次に実際に飲んでみて異味異臭がないことを確認する生豆受入検査と、工場で製造された製品が定められている規格を満たしているかを確認する製品検査があります。また、本社のお客様担当が受け付けたお客様からのご指摘品の調査、報告書作成等も行っています。品質管理での検査に合格すると、製品は出荷されます。お客様に安心安全なコーヒーを届けるために、UCCでの最後の砦として、日々緊張感を持って作業しています。
やりがいは自分の作った製品がスーパーやコンビニ等に並び、身近に感じられるところです。また、自分の成長を感じられることもUCCの良さだと思います。挑戦したい!と行動すると、アドバイスをくれる上司や一緒に案を考えてくれる同僚がいっぱいいます。失敗したとしても責められるようなことはありません。困難な壁に挑戦し、達成できた時は成長を感じられ、とても嬉しかったです。


就職活動の時から品質管理を担当したいと思っており、入社後1年程で品質管理担当になることができました。しかし、製造現場について知識がなく、ただ検査をするような状態でモヤモヤしていました。そこで製造現場に異動になり、機械・製品について学び直すことができました。そのジョブローテーションによって品質管理だけでは見えてこなかった視点や考え方で検査が出来るようになりました。
工場って毎日同じ仕事を繰り返しているだけ?と思う方もいるかもしれません。しかし、そうではありません。日々の検査の中で製品規格には入っているけれど、何かいつもと違う・・・機械に不具合が出ているのではないか?と不良品の抑制につながるよう製造現場にフィードバックをしたり、作業のやり方を変更するともっと楽に作業ができるのでないか?と、検証したりしています。自分には向いていないと思い込まずに就職活動の中で一度考えてみてほしいです。UCCは若手から何でも挑戦させてくれる会社です。皆さんもいろいろなことに挑戦し、一緒に成長していきましょう!