UCC上島珈琲株式会社(本社/兵庫県神戸市、資本金/10億円、社長/芝谷博司、以下UCC)は、2025年10月1日出荷分から、家庭用飲料製品の一部の価格を改定します。
UCCでは、高品質でおいしいコーヒーを安定してお届けするために、コスト削減や生産性向上はもとより、持続可能なコーヒー産業の実現に向けた様々な活動を推進しています。
しかし、世界的な需要増や資源高による生産コスト増、生産国での異常気象による供給量の減少により、コーヒー生豆国際相場は昨年12月に1970年代以来およそ半世紀ぶりに過去最高を記録、2025年に入ってからも急騰が続き、二大品種のアラビカ、ロブスタともに再び過去最高値を記録しました。また、円安基調の継続もあり、円換算したコーヒー生豆価格は、2024年の期初と比べ、直近でアラビカ、ロブスタともに約2倍になっており、依然としてコーヒー生豆の調達価格に多大な影響をもたらしている状況です。
加えて、原材料や包装資材、物流費、エネルギー価格の高騰が続いており、このようなコストアップを企業努力で吸収し続けることが困難であるため、UCCは10月1日出荷分から、家庭用飲料製品の一部のメーカー出荷価格を改定します。その結果、小売店の実質店頭価格は、10~25%程度上昇するものと見込んでおります。
コーヒーを取り巻く環境は、引き続き厳しい状況が続くものと想定されますが、UCCは今後も、高品質でおいしいコーヒーをお届けできるよう、より一層の企業努力を続けてまいります。
何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
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