よくあるご質問：コーヒーの「生豆生産国名」に「ベトナム」と書かれていますが、ベトナムでコーヒーが採れるのですか？

ベトナムでもコーヒーは収穫されており、ベトナムのコーヒー生産量はブラジルに次ぐ世界第2位です（出所：米国農務省「Coffee:World Markets and Trade」June2021）。
ベトナムのコーヒー栽培は、フランスによって1850年ごろから北部でスタートしました。当時は生産量が思うように伸びませんでしたが、1980年代にベトナム政府主導の大規模なプランテーションが開始され、約20年でベトナムのコーヒー生産量は世界第２位になるまでに成長しました。
尚、ベトナムで生産されているコーヒーの9割以上は、カネフォラ種ロブスタという品種です。力強いコクと苦みが特徴で、ブレンドなどに使われると良いアクセントとなります。また、近年では、アラビカ種の生産にも力を入れています。

UCCでは、ベトナムコーヒーの品質向上や、生産者の意欲促進を目的に2015年から、毎年ベトナム産のアラビカ種を対象に「UCC品質コンテスト」を行っています。
品質コンテストでは、高品質なコーヒー豆を栽培した農家を評価、表彰し、良質なコーヒー豆を、市場より高値で買い取ることで、“品質の高さが価値に繋がる”マインドを生産者と分かち合い、さらなる品質向上を目指しています。