コーヒー関連事業
UCCは創業以来、常に革新的な技術開発、最先端の設備導入を次々と進め、コーヒーのおいしさを追求し続けてきました。
1969年には世界で初めて缶コーヒーの開発に成功し、現在の缶コーヒー市場の礎を築きました。包装技術では、1970年に、日本で初めてレギュラーコーヒーのオートメーション工場を完成させ、新鮮な味と香りを保つ真空パック製品の製造を開始。1996年には粉砕から包装までの全工程を空気に触れないように密閉し、香り立ちを驚異的に高める独自の製造技術「スーパーアロマ製法」を導入しました。
焙煎技術では焙煎直後の炒り豆をマイナス2℃の冷気で急速冷却し、焙煎したての香気成分を封じ込める画期的な焙煎システム「アロマフリージング製法」の独自開発や、各産地のコーヒー豆の特長を最大限に引き出す「単品焙煎」を採用しました。
さらに、缶コーヒーにも香り高くキレのよい味わいを実現した「TTND製法(特許3057026号)」を開発・導入するとともに、滋賀工場では飲料業界最速の「リキャップ缶ライン」と無菌充填システムを導入した「PETボトルライン」を備えました。
製造段階においては、7工場で品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001」を取得するとともに、主要工場で食品安全マネジメントシステムの国際規格「ISO22000」、環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」、食品安全システム認証規格「FSSC22000」の認証取得や「HACCP」の承認、「有機JAS」の認定を受けています。
1杯のおいしいコーヒーをお届けするために、最新の抽出テクノロジーを開発し、市場に展開しています。
ネル地で作られた布製フィルターは、コーヒーのおいしさをより引き出すフィルターとして知られていますが、熟練の腕が求められる抽出方法でもあります。
匠の技を再現するこの『ネルドリップマシン』は、ネルドリップが紡ぎだす至福の甘みを常に安定した状態で提供可能にしました。
UCC独自のスペシャルサーバーでいれる、新感覚のアイスコーヒー。
まるでムースのようにきめ細やかな泡が、今まで体験したことのないまろやかな口当たりを実現。
口に含んだ瞬間ひろがる芳醇な香りと深い味わいが、あなたに最高の一杯をお届けします。
「火が使えない環境のお店で、どうやっておいしいコーヒーをいれるか」という課題にチャレンジした結果、開発されたのが『光サイフォン』です。
アルコールランプなど、扱いに手間のかかる熱源に代わって、発熱量の大きいハロゲンランプを利用し、安定した過熱を可能にしたばかりか、演出効果の高い抽出シーンをも生み出しました。
細口のドリップポットを使って均一な抽出を行うハンドドリップ技術を“ツイストシャワーノズル″によって実現。
注湯タイミングを細かく設定でき、ドリップ中のコーヒー粉を冷まさないスチーム機能も搭載した新型ハンドドリップマシンです。
UCCはおもてなしの心を世界に伝える抽出のプロフェッショナルを多数輩出しています。
※所属名は受賞当時
台湾 ハンドドリップ チャンピオンシップ 2023 優勝
チン・ジュン・ホン(陳 俊宏)
台湾 ラテアート チャンピオンシップ 2022 優勝
リン・シャオ・シン(林 紹興)
台湾 ラテアート チャンピオンシップ 2020 優勝
リン・シャオ・シン(林 紹興)
ジャパン サイフォニストチャンピオンシップ 2019 優勝
中井 千香子
タイ ナショナル ラテアート チャンピオンシップ 2019 優勝
ナッティニー・ジャラナン(Nutthinee Jearranan)
ジャパン ブリューワーズ カップ 2018 優勝
中井 千香子
ワールド サイフォニスト チャンピオンシップ 2017 優勝
ヤン・イーサン(Yi-Shan Yang)
ジャパン ハンドドリップ チャンピオンシップ 2014 優勝
土井 克朗
ジャパン ハンドドリップ チャンピオンシップ 2012 優勝
甲田 栄二
ワールド サイフォニスト チャンピオンシップ 2012 優勝
中村 太
ワールド サイフォニスト チャンピオンシップ 2011 優勝
木次 日向子
ジャパン バリスタ チャンピオンシップ 2007 優勝
宮前 みゆき
ジャパン バリスタ チャンピオンシップ 2003 サイフォン部門優勝
松下 佳代