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ニュースリリース

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UCCホールディングス株式会社

2030年、サステナブルなコーヒー調達100%実現に向け、
世界的な環境団体やサプライヤーとの新たなパートナーシップ強化
サステナブルなコーヒー調達基準を満たすレギュラーコーヒー・ドリップポッド・飲料など新製品17品発売

UCCホールディングス株式会社(兵庫県神戸市、代表取締役社長:上島豪太)は、UCCサステナビリティ指針に掲げる目標のひとつである「2030年までに自社ブランドを100%サステナブルなコーヒー調達にすること」の達成に向け、世界的な環境団体やサプライヤーとのパートナーシップを強化します。また、「UCCグループ サステナブルなコーヒー調達」ロゴをデザインした秋冬向け主力新製品17品を9月1日から順次発売します。

UCCグループは、栽培から1杯のコーヒーに至るまで、一貫したコーヒー事業をグローバルに展開しています。本年4月には「UCCサステナビリティ指針」を制定し、「コーヒーの力で、世界にポジティブな変化を」というサステナビリティビジョンを掲げ、2030年までに自社ブランドを100%サステナブルなコーヒー調達にすることを目標のひとつに定めました。
この目標を定めるにあたり、サステナブルなコーヒー調達について、地球・人・製品の3つのサステナブル要素と、それぞれに対する新たな基準を設けました。今後、調達における協働パートナーによる監査のもと、この基準を満たすコーヒー調達を推進してまいります。

このたび、その初期パートナーとして、4つの世界的な環境団体やサプライヤーなどとのパートナーシップが決定しました。パートナーのみなさまとの協働により、2030年の目標達成に向け、着実に歩みを進めてまいります。
また、サステナブルなコーヒー調達基準を満たす製品にはオリジナルのロゴをデザインし、レギュラーコーヒー、ドリップポッド、飲料など対象製品17品を9月1日から順次発売します。

「2030年までに自社ブランドを100%サステナブルなコーヒー調達に」向けた取り組み

①地球・人・製品の3つのサステナブル要素の制定について

生豆調達に関わるステークホルダーや、サステナビリティに関わる有識者との議論を重ね、3つのサステナブル要素と具体的な確認項目を設けました。これを「サステナブルなコーヒー調達」の基準としました。

②協働パートナーについて

UCCグループは、「サステナブルなコーヒー調達」の基準を満たしている調達プログラムを有するパートナーと協働し、連携を強化します。初期パートナーとして、Rainforest Alliance(レインフォレスト・アライアンス)様、認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン様、olam food ingredients “ofi”(オラム・フード・イングリディエンツ)様(プログラム名:AtSource)、Ecom Coffee Group(イーコムコーヒーグループ)様(プログラム名:SMS)と連携します。尚、今後パートナーはさらに増える予定です。

<各協働パートナーの代表者からのメッセージ>

Rainforest Alliance(レインフォレスト・アライアンス) CEO サンティアゴ・ゴウランド 氏
「UCCグループのサステナブルなコーヒー調達」の発表おめでとうございます。UCCには、レインフォレスト・アライアンス認証プログラム初期である2000年代初めから、様々にご協力いただき、多大なご支援を戴いて参りました。貴社のサステナブルなコーヒー調達方針は、消費者のみならず、コーヒー生産者の生活や農園環境をより良くする素晴らしい取組みです。さらに強いパートナーシップにより、人と自然が調和の中で繁栄する世界のために協働できることを願っております。

認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン 事務局長 潮崎 真惟子 氏
この度は貴社の協働パートナーとしてご一緒させていただき大変光栄です。コーヒーは現在も児童労働や気候変動の影響など多くの社会課題を抱える産品です。今回UCCがサステナビリティ指針で最重要課題に掲げられた「農家の方々の生計」は、こうした様々な課題の根本原因に取り組むもので、フェアトレードが最も注力してきた分野でもあります。今回の指針は日本のコーヒー業界で画期的なもので、今後サステナビリティ分野でUCC様が世界をリードしていかれることに心から期待しています。

olam food ingredients “ofi” (オラム・フード・イングリディエンツ)
Managing Director & CEO, coffee ビベック・ベルマ 氏

原産地と品質に関する消費者の声の高まりは、サプライチェーンにおけるトレーサビリティを改善する良い機会と言えます。世界コーヒー産業の大手であるUCCが表明するサステナビリティの目標は、この需要に応え、業界の透明性と持続可能なコーヒー調達を促進するための重要なステップとなり、世界で弱い立場にある生産者を支援することにも繋がります。ofiは生産者との直接的な繋がりと自社サステナビリティプラットフォームであるAtSourceを通じ、UCCの旅路を喜んで支援します。需要が益々拡大する中、サステナブルでトレース可能なコーヒーを世界中に広めるためには、今回のようなコラボレーションが必要不可欠です。

Ecom Coffee Group(イーコムコーヒーグループ) CEO テディ・エステべ 氏
世界中のコーヒー産業にとってサステナビリティへの取り組みを行う事は必要不可欠です。UCCの掲げるサステナビリティの目標は生産者と消費者の双方に価値があるもので、とても素晴らしいものです。その目標を達成するには国境を越えた連携が必要で、世界のコーヒー生産国の生産者や供給網にネットワークを持つEcomと協働する事で、サステナビリティへの取り組みを世界規模で行うことができます。UCCの活動を通してコーヒーに携わる全ての人々と自然が豊かになる事を信じています。

③「UCCグループ サステナブルなコーヒー調達ロゴ」について

この「サステナブルなコーヒー調達」のロゴは、UCCグループが考える「サステナブルなコーヒー調達」の基準をもとに調達されたコーヒーであること、つまり、より良い地球環境、よりよい生産者の生活に繋がるコーヒー豆であることをお知らせするコミュニケーションロゴです。サステナブルに調達されたコーヒー豆を50%以上使用する製品に表示してまいります。

④今秋発売予定の「サステナブルなコーヒー調達」基準を満たした新製品について

UCCグループは、地球社会の一員として、ずっと先の未来まで太陽と大地の恵みであるコーヒーを世界中の人々へお届けするため、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでまいります。

関連URL

▼UCCのサステナビリティ:https://www.ucc.co.jp/company/sustainability/index.html
▼サステナブルなコーヒー調達:https://www.ucc.co.jp/company/sustainability/people/coffee/
▼UCCチャレンジ:https://www.ucc.co.jp/company/sustainability/challenge/index.html
▼UCCサステナビリティ指針ニュースリリース:https://www.ucc.co.jp/company/news/2022/rel220427.html
▼Rainforest Alliance(レインフォレスト・アライアンス)様:https://www.rainforest-alliance.org/ja/
▼認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン様:https://www.fairtrade-jp.org/
▼olam food ingredients “ofi”(オラム・フード・イングリディエンツ)様(プログラム名:AtSource):https://www.atsource.io/index.html
▼Ecom Coffee Group(イーコムコーヒーグループ)様(プログラム名:SMS):https://www.ecomsms.com/

【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】

UCCジャパン株式会社 総務本部 コーポレートコミュニケーション室

〒650-8577 神戸市中央区港島中町7-7-7
<TEL>078-304-8813
<MAIL>ucc-pr@ucc.co.jp
<プレスルーム>https://www.ucc.co.jp/company/pressroom/

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