ブルーマウンテン

jamaica

ジャマイカが誇る
“コーヒーの王様”

ブルーマウンテン。 直訳すると「青い山」だが、なぜその名がついたかご存知だろうか。 その理由は、後程ご説明しよう。

“コーヒーの王様”とも呼ばれるブルーマウンテンコーヒーは、甘く優雅な香りが特長の高級豆。 味は苦味・酸味・コクが絶妙に調和していて、そのバランスの良さが多くの日本人に愛される理由だ。

では、豆の名前にもなっている、ブルーマウンテンという山がどこにあるかご存知だろうか? 答えはカリブ海に浮かぶ島国ジャマイカ。 ボブ・マーリーでおなじみのレゲエを生み、陸上短距離の五輪金メダリストであるウサイン・ボルトを輩出した国だ。

ブルーマウンテンコーヒーはなぜ美味しいのか

ブルーマウンテン山脈は標高2,256mで、ジャマイカで最も高い山地だ。 この山の中腹に位置する指定地区“ブルーマウンテンエリア”で栽培されたコーヒー豆だけが「ブルーマウンテン」と名乗ることを許されている。

ブルーマウンテンエリアは、山岳地帯だから寒暖差が激しい。昼と夜の気温差は平均8度以上あり、その気温差がコーヒーの実を引き締め、成熟させて、コクを生み出す。 さらに頻繁に発生する霧が樹木に絶妙な湿り気を与え、弱酸性かつ粘土質の肥沃な土壌が、豆の甘みを生む。
まさに神の采配とも言えるような、コーヒー栽培にうってつけの気候条件がブルーマウンテンエリアには揃っていたのだ。

ちなみに、ブルーマウンテンの生豆でもランクの高い「ブルーマウンテンNo.1」「No.2」「No.3」といったコーヒーは、一般的な麻袋ではなく、木樽に詰められる。 そんなところも、“コーヒーの王様”らしいと言えるのかもしれない。

ブルーマウンテンとUCCのつながり

かつては、生産量も品質も低下の一途をたどっていたジャマイカでのコーヒー栽培。 1981年、ブルーマウンテンエリアの西側にUCCの直営農園が開設されたことで、生産量や品質は大きく向上した。 この農園において、高品質の豆を育てるためのさまざまな取り組みを行い、その研究技術やノウハウを現地の人々へ農園指導することで、生産地に還元しているのだ。

高品質のコーヒー豆を生産するということは、地道な取り組みの積み重ねだ。 最高品質のコーヒーを届けるために、UCCは生産地に寄り添った活動を続けていく。

そういえば、かの山に、ブルーマウンテンという名前がなぜついたのか。 その理由は、雨の日には、山々の間を縫って青い霧が垂れ込めて、まさに青い山へと変貌するからだそうだ。 灰色の空と蒼々とした山々と青い霧。日本ではなかなか見ることのない、そんな幻想的な風景を、カップの中の漆黒の水面に投影しながら飲んでみてはどうだろう。

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