
UCCはコーヒーの女性生産者の雇用や社会活動をサポートする「IWCA(国際コーヒー女性連盟)※」の取り組みに賛同し、製品化を続けている。
製品の売上の0.5%がIWCAへ還元され、IWCAを通じて世界中の女性生産者支援の活動に役立てられている。
女性生産者たちは皆、代々続くコーヒー生産を受け継いでおり、コーヒーにかける情熱も脈々と受け継がれている。
注いだ努力とその努力の証であるコーヒーを喜んで味わってもらい、認めてもらえるということが彼女たちの原動力。
「“認証”に対してではなく、“品質”に対して付加価値を見出してもらえるようにしたい。
そして、ホンジュラス女性生産者コーヒーの認知をもっと高めていきたい」そんな想いを込めて、よりよい品質づくりを目指している。
ホンジュラスの大地で育まれた、家族、環境、地域への愛。それらが詰まったコーヒーをさらに多くの人々へと届けるために…
※International Women’s Coffee Allianceの略。
コーヒーの生産に携わる女性の生産技術向上と地位向上、持続可能な社会生活の実現を目的として2003年にコスタリカで設立され、現在はニューヨークに本部を置くNPO法人。
2001年からブラジル・エスピリトサント州で始まったUCCの品質コンテスト。
2000年当時、コーヒー相場が下がり、コーヒー栽培をやめようとする生産者がいた中、支援する取り組みとして始められたのが、UCCの品質コンテストだった。
上位入賞を目指す生産者の努力や工夫が品質向上を実現し、今では“スぺシャルティの産地”と呼ばれるレベルまで達している。
1つ目は「確かな品質」。
セミウォッシュドのコーヒーから厳選された入賞ロットは、平均評価85pt以上、さらに厳しい検査を経て、日本に届けられる。
2つ目は「自然保護・人権保護」。
コンテストの監査には、「味」「香り」以外に、環境・労働に関する採点も含まれる。児童労働の禁止や、水源の保全等が含まれ、労働環境も寄進と守られることが入賞の条件となる。
3つ目は「生産者の支援」。
賞金だけでなく、自分のコーヒーが評価される場であることで、生産者の意欲が向上し、生産持続への好循環が生まれている。
1位を受賞したMarcos Marchioro氏は、「このコンテストが始まった時から参加をしており、毎回コンテストに参加することで新しい知識や技術を学び、今回やっと実を結ぶことができました。今後ともさらに素晴らしい品質のコーヒーをお届けできるよう頑張りたいと思います」と語った。
ブルーマウンテンと呼べるのは、JACRA(ジャマイカ農産品規制公社)の定めた、ジャマイカ東側に連なるブルーマウンテン山脈の内側にあたる“ブルーマウンテンエリア”で栽培されたコーヒーだけ。ブルーマウンテンエリアのほとんどは険しい斜面の山岳地帯で、昼と夜では大きな寒暖差がある。その寒暖差がコーヒーの実を引き締め、ゆっくり成熟させるのだ。
また、このエリアでは頻繁に霧が発生。あたり一面深い霧に包まれ、蒼々としたブルーマウンテンがぼんやりと浮かび上がる。
この霧は、強い日差しを和らげ、樹木に湿り気を与えては去っていく。甘く優雅な香りと、品格のある味わいを生み出す秘密がここにある。
UCCは1981年、この地に直営農園を開設。おいしいコーヒーをお届けするために、一本一本苗木を育てるところからコーヒーづくりをはじめた。
険しい地形、現地の人々とのコミュニケーション、経験したことのない苦戦の連続だった。しかし、われわれは最高の一杯を実現するために、決してあきらめなかった。
この地で積み重ねてきた技術と情熱は、UCCのコーヒーに生きている。
ブルーマウンテン農園の様子を動画で
ご覧いただけます
※UCC珈琲探究シリーズには、UCC直営農園産のコーヒーは使用されておりません。
南米コロンビアは、コーヒー生産に適した土地で、一年を通してコーヒーを収穫することができる。
そんなコーヒー大国で、堆肥による土地づくりを3年以上行った農園でていねいに栽培。
農薬や化学肥料を使用せず、自然の恵みをいっぱいにうけて育ったコーヒー豆は、農園と製造・流通工程の両方において有機認証を取得してはじめて、「有機栽培珈琲」と呼ぶことができる。
有機栽培珈琲は、こうした厳しい認証制度をクリアしているからこそ、安心・安全な一杯をお届けすることができるのだ。
おいしいコーヒーは、健全な地球環境が生み出す、太陽と地球の恵みだ。UCCはこの恵みをいつまでも多くの人々にお届けするために、持続可能なコーヒー栽培環境づくりに取組み、さまざまなサステナブルコーヒーを展開してきた。
その一つに「レインフォレスト・アライアンス認証」がある。この認証は、森林や生態系保全、農薬規制だけでなく、生産者の労働環境など、厳しい基準をクリアした農園にのみ認められる。
コーヒーが栽培されるのは多様な動植物が生息し、健全な生態系が保たれている大自然。その環境を保護し、人々の生活を守ることは、持続可能なコーヒー事業において、大きなミッションである。
※UCC 珈琲探究 有機栽培珈琲 VP 220gは、レインフォレスト・アライアンス 認証農園の有機栽培珈琲を100%使用しています。
炭焼珈琲とは、炭火を利用して作られるコーヒー。
炭は一般的な焙煎と比べて、温度変化が少なく、遠赤外線の量が多いのが特徴。
だから、長時間焙煎ができ、コーヒー豆の表面から中心部にかけての焼きむらがなく、ふっくら均一に焙煎することができる。
炭火で丹念に、時間をかけて焙煎することで引き出される豊かなコク。さらに炭火特有の香ばしい香りが、独特の風味を醸し出している。
1983年、UCCはレギュラーコーヒーの炭焼珈琲を業界に先駆けて全国で発売。それ以降、日本に「炭焼珈琲」を広めてきた。
炭焼は古くからの日本の伝統技術だ。コーヒーも時間をかけて丁寧に焙煎することで、日本の食文化にも良く合うコクと香りが生み出される。
それによって、コーヒーの「洋風」イメージだけでなく、「和風」であたたかみのある新しいイメージも浸透させた。
丁寧に挽いたコーヒーの粉に、香りをぎゅっと閉じ込めて真空パック。
お湯を注いだ瞬間に、香りがふわりと広がります。
アロマリッチフィルターは、レギュラーコーヒーのドリッパーに近い形状。
コーヒーの抽出効率を高め、旨味成分を十分に抽出することができます。
抽出したコーヒー液を、凍結・真空乾燥させることで、コーヒー本来の風味や香りを損ないにくいのが特徴。
手軽に本格的な味わいが楽しめます。
外装フィルムの一部に、環境に配慮した再生プラスチックを使用しています。
※最表面フィルムに、再生樹脂を80%以上使用したPETフィルムを採用。
- 珈琲探究VP粉タイプ3品が該当
外装フィルムの一部に、環境に配慮した植物性プラスチックを使用しています。
※植物由来原料を20%以上使用したPETフィルムを採用。
- 珈琲探究ワンドリップコーヒー2品が該当