COFFEE LOVE STORY


#06


やっぱり本物は、
ブラックがおいしい。

様々なかたちに生まれ変わる、 真っ赤な“実”。

褐色の焙煎豆。グラインドされた豆。インスタントパウダー。コーヒードリンク。私たちの暮らしの中には、様々なコーヒー商品が浸透しているが、このコーヒーが、米やワインなどと同様に“農作物”であることをすぐに想像できる人はどれほどいるだろう。作物の中でもコーヒーは、手間と時間がかかるため栽培が難しいと言われる。たとえば、ハワイのコナコーヒーの場合、1本の樹から1度に収穫できるコーヒーの実は、わずかコーヒーカップ50杯ほどというから驚きだ。広大なコーヒー農園でたっぷりの愛情を注いで収穫された一粒一粒の“実”が、数え切れないほどの過程と流通を経て、様々なプロダクトに生まれ変わり、私たちのもとへと届けられている。だからこそ、やっぱりまずはブラックで飲んでほしい。コーヒーそのものの無垢な味わいが楽しめるからだ。

1000年の時を超えて、 おいしい!は進化する。

作物として栽培されたコーヒーの実は、その歴史の当初から現在のように抽出して飲用されていたわけではない。遡ること1000年以上。10世紀以前のエチオピアで実を団子のようにして食用していたのがコーヒーの始まりとされている。今でこそ日本で主流となっている、フィルターで濾す“ドリップ”という方式が始まったのは、およそ200年前のこと。それまでは、すりつぶした焙煎豆をお湯で煮出して、粉末が沈むまで待ち、上澄み液を飲んでいたという。 “濾す”ことで、非常にすっきりとクリアな味わいに洗練されたコーヒーは、日本の繊細な味覚の食文化にも馴染んでいった。そして食文化の多様化とともに、コーヒーをおいしく飲むための方法も日々進化を続け、今や和洋関係なく、コーヒーは食卓になくてはならない存在となったのだ。

「本物のコーヒー」は ひとつじゃない。

「いつも飲んでるあの豆」が本物だという人もいれば、「ミルクとあわせたこの味」が本物だと感じる人もいるだろう。もちろん、コーヒーは嗜好品。一番大切なのは飲む人自身がおいしい!と感じること。本物の答えは、ひとつではない。けれど、それでもUCCはあえて「本物のコーヒー」を伝えていきたい。それは、コーヒー栽培から買い付け、焙煎、製造、そして一杯のカップにつくりあげるまでの全ての事業を行っているから、というだけではない。誰よりもコーヒーを愛していているからこそ、コーヒーそのものの味わいと魅力を伝えていきたいのだ。そのために、正しい方法で抽出して、ミルクや砂糖、フレーバーシロップなど一切入れずに、「ブラックコーヒー」を楽しんでほしい。そのうえで、あなただけの「本物のコーヒー」をみつけてほしいのだ。

コーヒーのおいしさは、 科学をも超える。

「本物のコーヒー」を味わうには、鑑定士のようにプロフェッショナルな感覚を研ぎ澄まさないといけないのだろうか。決してそうではない。まずはひと口、コーヒーを口に含んで、鼻から大きく深呼吸してみてほしい。湯気と一緒にどんなアロマが漂うのか。そこに甘さはあるか。華やかさはあるか。舌の上では液体がサラサラと通り過ぎるのか。それともやや重いテクスチャなのか。飲み込んだ後は長く余韻を残すのか。すっきりと切れるように鋭いのか。そのひと口で、コーヒーの様々な味わいが感じられる。実は、コーヒーのおいしさを感じる香味については、いまだに解明されていない部分が多い。1000種類を超える成分が複雑に絡み合って、コーヒーの香味は生まれているのだ。自分自身の感性で、コーヒーの個性を感じてみると、きっと、今まで気づいていなかったコーヒーのおいしさを発見できるはず。

本物だけを、 今日も世界中に。

コーヒーは、時を超えて、場所を超えて、様々なかたちで世界中に広がっている。日本でも昨今は、一人当たりのコーヒー消費は年間平均で370杯。つまり、毎日一杯は必ず口にするほどのメジャー飲料だ。その一杯は、家で淹れたレギュラーコーヒーかもしれない。コンビニで買うコーヒードリンクかもしれない。あるいは、職場の棚に常備しているインスタントコーヒーかもしれない。毎日、当たり前のように飲むものだからこそ、世界中の誰もが、いつでもどこでも「本物のコーヒー」を味わえるようにしたい。そして「本物のコーヒー」に出会ったとき、搾りたてのジュースを飲むように、絶妙なバランスのブレンドを、無添加の味わいを感じてもらいたい。そんな人が、そんな瞬間が、少しでも世界に広がっていくように。UCCは今日も、「本物のコーヒー」を届け続けている。

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