おいしいコーヒーの淹れ方

ペーパードリップで淹れるアイスコーヒー

ドリップして氷で急冷するアイスコーヒー。
ホットコーヒーと同じ器具でOK。手順も変わりませんが、コーヒーや注ぐお湯の量を少し変えて濃いめに淹れるのがポイント。
淹れたてのキリっと冷えたアイスコーヒーの味は格別です。

淹れ方の手順

■用意するもの
・コーヒー(中細挽き) 1杯分あたり12~15g程度 …ホットよりやや多め
・お湯  1杯分あたり140ml程度 …ホットよりやや少なめ
・ドリッパー
・ペーパーフィルター
・グラス
・氷(多めに)

以下も用意できると便利です。

・細口のドリップポット
・デジタルスケール
・メジャースプーン

など

❶ フィルターをドリッパーにセットし、コーヒー粉を入れる
抽出する手順はホットと変わりません。
ドリッパーの形に合うフィルターを使います。
円すい型ならフィルターの圧着部分の1か所を、台形型は底面と側面の2か所を互い違いに折り、ドリッパーにしっかりとセットします。
フィルターの中へ粉を入れ、お湯がムラなく全体に行き渡るように、軽く振って粉の表面を平らにならしておきましょう。

❷ お湯を用意する
沸騰したお湯が鎮まり落ち着いたぐらいが適温(92~96℃)です。
やかんで沸かした場合は、細口のドリップポットへお湯を移し替えたらだいたい適温、と覚えておきましょう。
お湯の量をコントロールしやすい細口のドリップポットを使うのがおすすめです。

❸ 「蒸らし」をする
はじめに必ず、粉の表面にそっと少量のお湯を注ぎ、「蒸らし」をします。
20秒ほどおいて粉の中にあるガスを追い出すことで、おいしい成分を引き出しやすくする工程です。

❹ ドリップする
中心から小さく円を描くように、数回に分けて1杯分あたり140ml程度のお湯を注いでいきます。
水面がやや下がるタイミングで次を注ぐのがベストです。

❺ 急冷する
サーバーへ落ちきったら、氷をたっぷり入れたグラスへ一気に注ぎ、急冷してできあがりです。