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2023.01.06
ドナルド・マクドナルド・ハウスは、病気と闘う子どもたちや離れて暮らす家族が一緒に時間を過ごせる滞在施設です。第二のわが家のようにくつろげる空間を作るために生まれました。
UCCグループはドナルド・マクドナルド・ハウス設立当初からコーヒーマシン設置を含むコーヒーの物品寄付やイベントの協賛など様々な場面で支援を行ってきました。
今回はドナルド・マクドナルド・ハウス 神戸にて支援活動の1つであるミールプログラム活動を実施してきましたので、内容をご紹介いたします。
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今回私たちが活動を行った「ドナルド・マクドナルド・ハウス 神戸」は兵庫県立こども病院に隣接するハウスです。
UCCは神戸に本社があり、地域に貢献したいという思いからミールプログラム活動に参加させていただきました。
ロビーに入ると、マスコットであるドナルド・マクドナルドがお出迎え。クリスマスシーズンということもあって、ドナルド・サンタクロースになっていました。他にもツリーなど、クリスマスに合わせた装飾品がたくさん飾られており、ハウス内は煌びやかで明るい雰囲気でした。
ミールプログラム開始前に少しハウスのお話や施設見学もさせていただきました。
1階にはロビーやキッチン・ダイニングスペースがあり、2・3階が宿泊施設で、お部屋にはベッドやシャワールームなどが併設されています。宿泊階にも共有のリビングルームなどがあり、まるで本当の我が家のような空間であったのが印象的でした。利用者が宿泊したお部屋に残されたノートには、「子どもや家族と一緒に過ごせたことへの幸せや感謝の気持ち」が述べられたコメントが多数寄せられており、まさにドナルド・マクドナルド・ハウスは病気と闘う家族の心を癒す「第二のわが家のようにくつろげる空間」であるのだなと実感しました。
ミールプログラムとは、ハウスを利用する家族に少しでも心和らいでもらうため手作りで提供しているお食事ボランティアです。
今回UCCとしては、コーヒーに合うお菓子を提供したいということで、「ビターチョコムース(写真左)」と「コロンビエ(写真右)」をハウスで手作りしました。
「ビターチョコムース」は甘さひかえめで上品な味わいに、「コロンビエ」はフランス地方発祥のお菓子なのですが、ふっくらと柔らかな味わいに仕上がりました。どちらも「あずき」と「マーマレード」味の2種類をお作りし、提供いたしました。
ミールプログラムでは、当日参加したUCC社員で、少しでも利用者の心の負担が和らぎますようにという思いを込めてお菓子を手作りしました。飾り付けはクリスマスが近いということもあり、折り紙でサンタさんやトナカイも作成し、お菓子と一緒に並べました。
直接ご家族の方が召し上がられる場面には立ち会ってはおりませんが、後日「ミールプログラムアンケート」を通していただいた感想には「肩の力が抜けて心も温かくなりました」や「幸せな休憩時間となりました、美味しかったです。」などといったお言葉をいただき、私たちも非常に嬉しく思っております。
また今回ボランティア活動に参加してみて、私が感じたことはハウスの方の温かさです。エントランスから笑顔で出迎えてくださり、1つ1つのご対応が丁寧でハウスでの滞在時間は私にとっても心癒されたひとときになりました。きっとこの温かさに利用者の方も安心感を感じていらっしゃるのだろうなと思います。
ドナルド・マクドナルド・ハウスは全国にいる2000人以上のボランティアスタッフの方の協力により支えられているそうです。ハウスでいつも温かく待っていてくださるボランティアの方々はご家族にとって心の支えになる大切な存在だと思います。
私たちができることは限られてはいますが、少しでもお力になれるよう私たちは今後も引き続き活動を行っていきます。
そしてこのドナルド・マクドナルド・ハウスの活動に興味を持ってくださる方が少しでもいらっしゃれば、私たちとしてもこの上ない喜びです。
▶▷ ドナルド・マクドナルド・ハウス公式HP ボランティア詳細ページ
※「UCCサステナビリティチャレンジ」は、UCCグループのサステナビリティビジョン「コーヒーの力で、世界にポジティブな変化を」に基づく
目標の達成のため、グループ全体で日々取り組んでいるさまざまなサステナブルアクションをご紹介するコンテンツです。