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2025.07.02
UCCジャパンは、食品ロス削減と地域福祉支援の両立を目指した活動として、UCCのコーヒー製品を神戸市社会福祉協議会を通して、認知症の方やそのご家族が集まる こうべオレンジカフェ に寄贈しました。先日、無事に初回贈呈が完了しましたので、内容のご紹介をしたいと思います。
こうべオレンジカフェとは、神戸市社会福祉協議会(社会福祉法に規定された地域福祉の推進を目的とする民間団体)が行っている高齢者支援事業の一つです。
こうべオレンジカフェは、認知症の方やそのご家族、医療・介護の専門職、地域住民など誰でも気軽に立ち寄れる「集いの場」です。現在、神戸市内に約45カ所あり、ほっとひと息つきながら交流したり、レクリエーションや予防体操を楽しんだり、医療や福祉の専門職に相談もできたりと、地域に開かれた居場所になっています。
また、オレンジ色は認知症支援のシンボルカラーでもあります。
▶▷ こうべオレンジカフェ 概要
UCCは神戸市社会福祉協議会へ継続的にコーヒー製品を寄贈することを決定し、5月に約1万杯相当のインスタントコーヒーや飲料コーヒーなどを初回贈呈しました。
寄贈したコーヒーは販売終了や改廃で廃棄される予定だった製品なのですが、品質上問題は無くまだまだ美味しく飲めるコーヒーなので、この活動は食品ロス削減にも貢献しています。
UCCのコーヒー製品を寄贈したカフェでの活動の様子が届きました。
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オレンジカフェの1つである神戸市北区の「カフェあい」では、月1回の開催に約15名が参加しています。
この日は、脳トレのあと、UCCのコーヒー製品とお茶菓子を囲んで、和やかな交流の時間を持ちました。
交流タイムには、スタッフや地域包括支援センターの職員が個別に相談に応じる場面もあり、介護中の参加者も気分転換になった様子でした。
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コーヒーには気持ちをリラックスさせて、安らぎを与えてくれるのと同時に、人と人とをつなぎ、自然と会話を生み出してくれる力もあります。そのようなコーヒーの力がまさに発揮されているのではと感じています。
認知機能の低下は加齢が主な要因であることから、超高齢社会で暮らす私たち誰もが認知症になりうる可能性があり、決して他人ごとではありません。UCCグループは、“コーヒーの力で、世界にポジティブな変化を” につながる活動を今後も進めてまいります。
▶▷ UCCニュースリリース
※「UCCサステナビリティチャレンジ」は、UCCグループのサステナビリティビジョン「コーヒーの力で、世界にポジティブな変化を」に基づく目標の達成のため、グループ全体で日々取り組んでいるさまざまなサステナブルアクションをご紹介するコンテンツです。