UCC Sustainability ChallengeUCC サステナビリティチャレンジ

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2024.03.11

UCCアジアパシフィックにおける
サステナビリティに関する取組み

UCCグループは、ヨーロッパ、アジア、オセアニアなどの地域に事業拠点を置き、様々な事業をグローバルに展開しています。UCCグループ全体で進めていくサステナビリティの分野においても、さらなるグローバル連携強化を図っています。 今回は、各拠点におけるサステナビリティに関する取組み紹介の第一弾として、UCCアジアパシフィックで行っている取組みをお届けいたします。

UCCアジアパシフィックにおける廃棄物削減への取組み

使い捨て品に代わるエコを意識したグッズの制作

エコフレンドリーなグッズを考案し、AP(アジアパシフィック)傘下現地法人に展開、流通小売やカフェで環境に配慮した取組みを推進しています。
また、ウェブサイト、イベント、ECチャネル、メディアPRなどでSDGsのメッセージを強化しており、消費者との重要な接点でUCCのサステナビリティへの取組みをアピールし、サステナビリティを購買の意思決定に反映、社会的な影響も促しています。

コーヒー抽出チャンピオンによる限定版のシグネチャー“BREW WITH LOVE”トートバッグ(画像:右下)も制作し、チャンピオン各々が考案したイラストを採用、インフルエンサーなどにSDGs x UCCブランドの記念品として贈呈、記憶に残るイベントを展開しています。

UCCの環境に配慮した取組みを紹介
抽出後のコーヒー粉のリサイクル利用を継続促進

抽出後のコーヒー粉の使用は、堆肥化可能、植物の肥料として利用できる有用な資源です。
堆肥コーヒーの抽出粉を使用した野菜のプランタースターターキットを開発 (リサイクルされた抽出後のコーヒー粉は植物の栄養豊富な肥料として利用)し、3種類のプランターを消費者及びイベント用に制作しました。

UCC台湾、雲林工場でのサステナビリティの取組み

沖縄から約1時間、旅行先としても日本人になじみのある台湾。その中央部の雲林(うんりん)県というところに、2019年に竣工したばかりの工場があります。UCCが培ってきたコーヒーの知見・技術、UCC台湾が現地で積み上げてきた経験を、組み合わせて造られた工場です。
雲林工場では、技術だけでなく、環境への取組みについても、日本での事例を参考にしながら取組んでいます。今回は、”薄く””軽く””短く”という観点で取り組んだ、プラスチック使用量の削減についてご紹介します。

1)ラベル・フィルムを”薄く”する取組み
PETボトル製品にまかれるラベルやコーヒー製品を包んでいる袋にも、プラスチックが使われています。UCC台湾では、これらを5~10μm(*μm:マイクロメートルは、1mmの千分の一の長さ)薄くして、軽量化しました。一部製品からスタートしており、2023年では約500kgの削減効果がありました。

2)PETボトルを”軽く”する取組み
飲料製品に使われているPETボトルの軽量化に取組みました。こちらも一部製品からスタートしており、2023年では、約17トンの削減効果がありました。

3)ワンドリップの袋を”短く”する取組み
台湾でも人気のあるワンドリップコーヒーについて、袋の長さを短くすることでプラスチック使用量の削減に取組み、1袋あたり15mm短くすることで製品あたりのプラスチック使用量が少なくなりました。今後、他の袋製品でも検討していきます。

UCCアジアパシフィックにおいては、台湾のほか、タイやフィリピンにおいても、ソーラーパネル導入に向けての調査・検討を進めている最中です。今後もUCCアジアパシフィックではサステナビリティの取組みを積極的に進めてまいります。また新たな取組みがあれば、チャレンジ記事にてお届けしたいと思います。

関連URL

▶▷ YouTube動画紹介 "Brewing for the Future 2023"




※「UCCサステナビリティチャレンジ」は、UCCグループのサステナビリティビジョン「コーヒーの力で、世界にポジティブな変化を」に基づく目標の達成のため、グループ全体で日々取り組んでいるさまざまなサステナブルアクションをご紹介するコンテンツです。

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