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2025.05.30
UCCグループは現在、従来廃棄されていた資源を有効活用し、可能な限り再利用する「サーキュラーエコノミー（循環型経済）」の考え方に基づき、事業活動を推進しています。
そのような中、UCC上島珈琲株式会社は、アパレルブランドを展開する株式会社アーバンリサーチと異業種コラボを実現し、抽出後のコーヒー粉で染めたアップサイクルTシャツと麻袋をアップサイクルしたバッグをEXPO2025 大阪・関西万博にて数量限定発売しました。今回は発売に至った背景と販売しているアップサイクルグッズを紹介させていただきます。
今回はコーヒー業界とファッション業界という異業種のコラボとなりましたが、両社は同じ関西の企業で且つ積極的にサステナビリティ活動に取組んでいるという共通点があります。
主要ブランドURBAN RESEARCHをはじめとし、国内外に約190店舗を展開する株式会社アーバンリサーチは、SDGsの達成に貢献するため、頭文字が 『C』 から始まる3つのテーマを中心に取り組みを進めています。Clothing Innovation（衣類資源の有効活用）、Clean Earth（地球環境負荷の軽減）、Community Building（コミュニティの形成）を軸に、様々な取組みを行っています。
▶▷ アーバンリサーチのサステナビリティ
関西企業の両社による協業は、今回が初めてです。様々な環境・社会課題の解決に貢献するため、業界の垣根を超えて共創することで、未来につながる新たな価値を生み出していきたいという両社の想いが合致し、サステナビリティ領域での連携を開始しました。
今回のコラボ企画にあたっては、資源の有効活用という両社の共通課題に着目し、UCCグループの外食事業の主力業態「上島珈琲店」から排出された抽出後のコーヒー粉をアップサイクル素材として活用し、廃棄繊維を原料とするリサイクル糸を製品全体の30％に使用しているTシャツを染色しました。
このTシャツは、現在開催中の2025年日本国際博覧会(EXPO2025 大阪・関西万博)にて、アーバンリサーチが出店している「URBAN RESEARCH EXPO2025 STORE」において5月17日（土）より数量限定で発売中です。
▶▷ 未来に繋がる“すごい”をシェアするURBANPAKU（アーバン博）「食はもうファッションだ。」
また、UCCは1970年に大阪で開催された日本万国博覧会（大阪万博）をきっかけに、現在発売から56年のロングセラーブランドとなった世界初の缶コーヒー「UCCミルクコーヒー」の人気を博した歴史があります。このアップサイクルTシャツは、万博とも関連づけて「UCCミルクコーヒー」のパッケージを模したケースに入れて販売されています。
「URBAN RESEARCH EXPO2025 STORE」では、Tシャツと並行して、コーヒー生豆を輸送する際に使用していた麻袋をアップサイクルしたバッグ2型「LUNCH KINCHAKU BAG（巾着バッグ）」と「BOTTLE BAG（ボトル用バッグ）」も同時に販売しています。
これらのアップサイクルグッズは店舗以外にもUCC公式オンラインストアでも販売しています。ご興味ある方は是非以下URLよりご確認いただけますと幸いです！
▶▷ UCC公式オンラインストア「UCC × URBAN RESEARCH CHA SHIBAKO TEE（UCCミルクコーヒーコラボパッケージ）」
▶▷ UCC公式オンラインストア「UCC × URBAN RESEARCH LUNCH KINCHAKU BAG（巾着バッグ）」
▶▷ UCC公式オンラインストア「UCC × URBAN RESEARCH BOTTLE BAG（ボトル用バッグ）」
このようにコーヒーやTシャツという身近な存在から、多くの皆さまに資源の有効活用を未来につなげる取組みを考えていただくきっかけになればと考えています。
UCCグループは今後も様々なステークホルダーと協働しながら持続可能な社会の実現に向けて歩み続けてまいります。
▶▷ 未来に繋がる“すごい”をシェアするURBANPAKU（アーバン博）
▶▷ アーバンリサーチ「commpost」
▶▷ 「UCCミルクコーヒー」ブランドサイト
▶▷ UCCサステナビリティチャレンジ「上島珈琲店における新たなサステナビリティの取組み紹介」
▶▷ UCCサステナビリティチャレンジ「抽出後のコーヒー粉に関するサステナブルな取組み事例」