UCC Sustainability ChallengeUCC サステナビリティチャレンジ

2025.12.02

＼UCC×トヨタ／
クラウン70周年記念！4車種をイメージしたオリジナル水素焙煎コーヒーを共同開発！

トヨタのフラッグシップカーとして時代とともに進化を遂げてきたクラウン。1955年の誕生から70年の時を経て、UCCグループとトヨタ自動車は、16代目クラウンの4車種をイメージしたオリジナルの水素焙煎コーヒーを共同開発しました。
構想から約1年弱の歳月を経てようやく完成したオリジナルのコーヒー。今回はその特徴や製品化に至るまでのストーリーをご紹介いたします。

UCC×トヨタ水素社会構築に向けて協働！

協働に至った経緯

両社は環境への配慮を強化し、水素という共通項を通じて新たな取組みを進めています。

UCCは「2040年までにカーボンニュートラルの実現」という目標に向けた取組みのひとつとして、水素を熱源とするコーヒー焙煎の実現に挑戦しています。この4月からUCC富士工場の大型水素焙煎機「HydroMaster/ハイドロマスター」にて水素焙煎コーヒーの量産を開始しています。

トヨタクラウンシリーズは環境配慮にも貢献しており、ハイブリッド車(HEV)※1、プラグインハイブリッド車(PHEV)※2、燃料電池車(FCEV)※3と、多様なニーズに応えるパワートレーンの選択肢を用意することで、電動車の普及を通してカーボンニュートラルに貢献することを目指しています。

ともにより良い世界の実現、そして水素社会を目指す企業同士として、新たな価値を創造することを目的に、水素焙煎コーヒーの共同開発が始まりました。

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※1 ハイブリッド車（HEV）：エンジンとモーターの2つの駆動方式を使い分け、低燃費を実現する自動車。
※2 プライグインハイブリッド車（PHEV）：外部から充電可能なハイブリッド車。普段は電気のみで走行でき、必要な時はガソリンを使って走行可能な自動車。
※3 燃料電池車（FCEV）：水素と酸素の化学反応によって電気を発生させる燃料電池を搭載した、CO2排出ゼロの電動車。
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開発までの経緯

2024年12月にキックオフし、開発にあたっては、まず両社の相互理解を深めるところからスタートしました。

UCCからはトヨタに対して、「コーヒーとは？」というテーマで、UCCコーヒーアカデミーにて特別セミナーを実施し、コーヒーの基本的な知識について学んでいただきました。
トヨタからはUCCに対して、「クラウンとは？」というテーマで、愛知県豊田市にある研究開発施設「Toyota Technical Center Shimoyama」にて試乗会を開催し、クラウン4車種すべて運転席、助手席、後部座席の試乗を体験させていただきました。

このようにUCC・トヨタ双方が相互理解を深めたうえで、UCCコーヒーアカデミーの講師が試乗にて体感した感覚（各車の雰囲気、乗り心地、ハンドリング、動力性能）をもとにクラウンの“乗り心地”を水素焙煎コーヒーの“飲み心地”として表現した4車種のブレンドを開発しました。

そして今年の3月と5月に、UCCとトヨタ関係者全員参加による2回の試作品協議を経て、製品化に至りました。

UCC×TOYOTA共同発表会

完成した4車種をイメージした水素焙煎コーヒーのお披露目は、10月7日のUCC×TOYOTA共同発表会で行われました。
当日は午前をメディア向け、午後を一般来場のお客さま向けとし、2部制で実施しました。

午前の部では、メディアの方々に4種ご試飲いただき、お好みのコーヒーをお聞きしたりと盛り上がりました。
午後の部では、実際にご試飲いただいた一般来場のお客さまから「4種ともすっきりとして飲みやすく個性が出ていておいしい」「クラウンの乗り心地・コンセプトをコーヒーの飲み心地に置き換えるなんて、面白い発想ですね」などといったお声をいただきました。

当日のUCC×TOYOTA共同発表会の様子はテレビ東京のWBSで放映されましたので、是非動画もご視聴いただければ幸いです！