仕事を知る / グローバル

01

まだ見ぬ新しいコーヒーを求めて

コーヒーには、まだまだ解明されていないことが多く、
現在でも世界各地で品種の研究が行われています。

農事調査室 長田 光司

2009年入社。イノベーションセンター 嗜好品開発担当に配属。レギュラーコーヒー、インスタントコーヒーなどの製品開発を担当。スーパーやコンビニエンスストアで見かけるUCCブランドの製品およびファストフード店やレストランなどで提供されるコーヒー製品の開発にも携わる。2012年、農事調査室に異動。

新たな魅力あるコーヒーを求めて、コーヒー生産国での調査研究と情報収集を行っています。
ブラジルなどのコーヒー生産国へ赴き、生産農家と収穫状況や現地試験に関する打ち合わせを行ったり、海外や外部の研究機関と今後の研究テーマのディスカッションを行い、研究を進めていくのがメインの仕事です。

各国のコーヒー生産農家や研究機関、地方機関との連携など、非常にスケールの大きい仕事ができることが、この仕事のおもしろさだと思います。産地の皆さんと一緒になって新しい魅力あるコーヒーの栽培に取り組むこと、そしてそれが製品となって世界中のお客様に届けられることに、とてもやりがいを感じます。その分、時間のスケールがとても長い仕事に携わることに大きな責任を感じます。コーヒーの木は植えてから本収穫まで3年くらいはかかります。現在取り組んでいる仕事も、本格的に製品になるのは2020年頃になりそうです。これ自体は仕方のないことですが、「あの部署は時間やお金がかかっても、それだけ価値のある仕事をしている」と認めてもらえるように挑戦を続けます。

イノベーションセンターや農事調査室のような研究開発に関わる一員として「何かおもしろいことをやろう!」という姿勢が大事だと考えています。いかに手間がかかっても、「おもしろい仕事」を構築していけるかが、長い目で見たら重要です。今、農事調査室で取り組んでいる仕事は数年後にやっと形になってくるものがほとんどですが、
自分たちが撒いた種から魅力あるコーヒーをお届けすること、ひとつでも多くのGood Coffee Smileをお届けできることを目指しています。

02

直営農園を持つ理由

すくすく育つ良質の生豆。UCCでは日本で初めて生産地で農園経営を開始しました。
本当においしいコーヒーをお届けするために、一本の苗木からコーヒーづくりをしています。

UCCハワイ 池田 真琴

2006年入社。イノベーションセンターで缶コーヒーの開発を担当。2008年、農事調査室に異動。マダガスカル・レユニオン島・ブラジル・マルチニーク島(フランス)などの海外農事プロジェクト案件に携わる。2010年、原料輸入部へ異動。生豆の仕入れオペレーションなどを担当。2012年、UCCハワイへ異動。

UCCハワイでジェネラルマネージャーをしています。UCCハワイでは直営農園とストアを運営しており、これら全ての管理を行うのが私の仕事です。また、日本向けの生豆の買付も現地で行っています。マネージャーとはいえ、少人数での運営ですから、スタッフと一緒に農園で働いたり、キオスク(コーヒーの製造販売ショップ・観光スポット)でお客様の対応をしたり、なんでもやります。スタッフみんながとても仲が良く、それぞれの家族も参加してバーベキューをしたり、家族ぐるみで遊んだりもします。

農園では、苗を育てるところから、収穫後の精選作業まで一貫して行っています。コナ地区では、2010年に干ばつ、そして2011年に病害虫が発生し、UCCの農園もその影響を受けて生産量が減少しました。私は2012年に着任したのですが、生産量の回復に向けて、防虫はもとより、被害に遭った木の植え替えに積極的に取り組んできました。

UCCは海外に2つの直営農園を持っています。

UCCハワイでは、地域のイベントへの協賛やハワイコナコーヒー協会などにも参画し、コナ地区の活性化に協力しながら、コーヒー生産者との交流を深めています。近年は、UCC農園がハワイ島コナ地区の観光スポットとして人気が高まり、年々来園者が増えています。キオスクのスタッフ達は、コーヒーの販売のみならず、農園見学や焙煎体験のアテンド等、お客様と直接コミュニケーションを取る機会も増え、新しい出会いと笑顔にあふれています。

ハワイ島のホームタウン「コナ」はコーヒー文化がはぐくまれる街。ぜひハワイへお越しの際は、UCCハワイコナコーヒー農園へ足を運んでみてください。コーヒーがもっと好きになる、貴重な体験がいろいろできますよ。

03

グローバルスタンダードを
制するものが
世界市場を制する

コーヒー事業を取り巻く環境は、グローバル化が加速し、市場競争が激化しています。

UCC EUROPE LIMITED 喜多 淳平

2010年入社。九州支社にて家庭用営業を担当。2013年、UCCホールディングス株式会社へ出向。財務経理などを学ぶ。2014年、UCCヨーロッパ着任。

UCCヨーロッパは、欧州事業の統括管理会社であり、私はその中のCorporate Planning Officeという、いわば経営企画的な部署で働いています。業務自体は多岐にわたり、比較的新しくグループ入りした会社であるため、日本と欧州事業会社各国との業務の仲介、新製品立ち上げや日本の製造管理手法の導入等のサポートを行ったりしています。

ヨーロッパというひとつの枠組みで括られがちですが、国が異なれば考え方や仕事への取り組み方も異なります。今までの常識が常識ではないことにもどかしさを感じますが、
メンバーそれぞれのやり方やこだわりを理解することを大切にしながら業務を進めています。

2015年には、市場調査のために北欧3か国を単独で訪問しました。訪問の計画から実行、その後の報告、またその後の事業への展開といった一連の流れを経験し、北欧向けの製品販売を実現できたことで、自分が大きく成長できたと感じます。今後も「自分から働きかける」意識をもって、プライベートブランドメインの欧州市場にUCC製品を「UCCブランド」として入り込ませてみせます。

オフィスのあるロンドンには、管理の行き届いたきれいな公園がいくつもあります。週末には妻とぶらぶら散歩したり、まとまった休みが取れればスペインやフランス、ドイツなどへ足をのばしたりします。
たった一杯のコーヒーが共通言語として、さまざまな国のひととつながれる。コーヒーはやっぱり本当にコミュニケーションツールですよね。

04

一杯のコーヒーから生まれる
笑顔をすべての人に届けたい

コーヒーのおいしさと可能性を追求、そして世界へ。UCCグループならではのこだわりと強みを活かして。

UCC UESHIMA COFEE PHILIPPINES INC. 小池 俊太

2008年入社。中四国支社にて、広島県と山口県の家庭用営業を担当。2010年、海外事業本部に異動。シンガポール、タイ、韓国、中国、台湾などの所管海外現地法人・事務所の運営管理を担当。2014年、UCCフィリピン着任。

「この会社の一員として、世界を相手に仕事をしてみたい」就職活動の時に聞いたUCCの世界戦略に興味を持って入社しました。コーヒーは、石油に次ぐ国際商品であるとも言われており、栽培に適している赤道付近の国々や消費国の上位を占める欧米各国など、コーヒーを語る上で、海外に目を向けることは決して避けては通れません。コーヒー市場の将来性に私の将来を賭けてみました。

入社後、日本で家庭用製品の営業を担当し、その2年後の2010年に海外事業本部に異動しました。アジア諸国における日本製品の販売に加え、現地製品の生産、各国での内製化に着手。また、貿易商社を通して、製品の輸出の推進に携わりました。2014年、UCCフィリピン設立と同時に着任し、現在に至ります。業務内容をひとことで言えば、UCCフィリピンの運営管理です。

UCCフィリピンは、コーヒーの製造と業務用得意先への販売を中心に行っており、工場の製造から得意先への営業、業績の管理まで、会社に関わるすべてが私の仕事の範囲となります。ローカルスタッフをまとめながら、フィリピン現地での事業拡大に取り組んでいます。

フィリピンのコーヒー市場は、95​%がインスタントコーヒーです。コーヒーの飲用文化はあるものの、日本のようなレギュラーコーヒーはまだまだ浸透していません。
UCCにできることをひとつでも多く実現させて、アジア市場への展開を加速させていきたいと考えています。

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