仕事を知る /
研究開発職
01
納得できる味を、かたちに
R&D本部 製品開発部 飲料設計チーム 岩本 真輝
2015年入社
| ◆2015年~ | 工場研修 ※現在は研修内容に変更がございます |
| ◆2016年~ | R&D本部 製品設計部にて飲料製品の設計を担当 |
コーヒーを中心とした飲料製品の中身配合設計を担当し、製品の味づくりや品質設計に携わっています。豆のブレンドや焙煎、抽出、殺菌など、複数の工程を組み合わせながら、狙いとする味や品質を実現していく業務です。同じ原料や条件でも工程を少し変えるだけで味の印象は大きく変わるため、日々検証と分析を重ねています。その積み重ねが、製品の安定した品質に繋がっていると感じています。現在は、技術の検証や構築を中心に、チームで進める製品開発を支えています。その中で、製品全体の完成度を高めることを意識しながら業務に取り組んでいます。
私が感じる仕事のやりがいは、飲料製品の設計を通じて、「これはおいしい」と胸を張って言える製品を世の中に届けられることです。開発に携わり始めた頃、新製品の「Cold Brew BLACK」の開発に取り組みました。理想の味を追求する中で、香りや味が思うように決まらず、試行錯誤の連続でしたが、海外製品との比較やスペシャリストの方の試飲を通じて、ほんのわずかな設計の違いが味の印象を大きく変えることを実感しました。そうした経験は今の製品づくりにも活かされており、チームで考え抜いて完成した製品が世の中から評価されたときに、ものづくりの面白さとやりがいを強く感じます。
製品開発に携わる中で、工程や数値を切り分けて改善していくだけでは、製品全体の完成度は決まらないと感じるようになりました。味としては良くても生産性が悪かったり、品質としては成立していても嗜好としては弱かったりと、製品づくりでは常に複数の視点からの判断が求められます。そうした経験を通じて、製品として「どこを狙い、何を選ぶか」を決めることの重要性を強く意識するようになりました。
今後は、飲料設計、嗜好品設計、研究開発など異なる専門性が集まる環境の中で、各領域の知見をつなぎ、製品として成立させるための判断軸をつくる役割を担いたいと考えています。技術と嗜好、理論と現場を結びつけながら、より価値の高い製品を世の中に届けていきたいです。
02
コーヒーの機能性を科学で解明する
R&D本部 研究開発部 森本 栞
2018年入社
| ◆2018年~ | 工場研修 ※現在は研修内容に変更がございます |
| ◆2019年~ | R&D本部 研究開発部 着任 ブレンドシミュレーター開発等を担当 |
| ◆2020年~ | 機能性コーヒー開発プロジェクトメンバーとして 「コーヒーと健康」に関する基礎研究に従事 |
私はコーヒーに含まれる成分の健康機能性に関する基礎研究を担当しています。様々な原料からの成分の抽出や分析、細胞試験やヒト試験を通じて、その働きや作用機序を探索することが主な業務です。得られたデータを統計的に解析し、科学的根拠として積み重ねながら、健康価値の解明を目指しています。研究は社内外の専門家と連携しながら進めており、多角的な視点で結果を検証できる点もこの仕事の魅力です。学生時代に薬学を学んだバックグラウンドを活かし、分子レベルの理解から実用化までを見据えて研究できることにやりがいを感じています。1杯のコーヒーが人々の生活をより豊かにできるよう、日々新しい発見に挑戦しています。
研究の面白さは、自分で立てた仮説を実験で検証し、新しい知見を見出す過程にあると思います。コーヒーの健康機能性は未解明な部分も多く、基礎研究の積み重ねが将来の製品や社会的価値につながる点にやりがいを感じています。また、昨今はコーヒーに限らず食品の健康機能性に対する関心も高く、社会的な意義を実感しながら研究できる分野です。現在は2人の子どもを育てながら時短勤務で研究を続けています。チームの理解と協力のもと、限られた時間で成果を出す工夫を重ねることで、研究も子育ても前向きに取り組めています。ライフイベントを経ても研究を継続できることが、大きなモチベーションになっています。
将来はコーヒーの機能性研究において、テーマ設定から実用化までを主導できる研究者を目指しています。そのために、体の仕組みや栄養・薬理に関する知識を継続して学び、理解を深めています。同時に、研究成果を社会にどう届けるかという視点も大切にし、市場動向や製品開発への理解も広げています。社内外の専門家と連携しながら知見を磨き、研究をチームで推進できる力も身につけたいと考えています。基礎と応用の両面から研究を捉え、コーヒーの価値を科学的に発信できる存在になることが目標です。多様な働き方を経験しながら研究を続けることで、次世代の研究者の一つのロールモデルになれれば嬉しいです。
UCCは、若手でも挑戦の機会を与えてくれる会社です。私自身、早い段階から重要な研究テーマを任せてもらい、多くの成長を経験しました。コーヒーの健康機能性研究は、科学的な探究心と社会貢献の両方を実感できる魅力的な分野です。専門分野の異なるメンバーと議論を重ねながら研究を進めることで、新しい視点や発想が生まれる環境にも魅力を感じています。また、ライフステージに応じて柔軟に働ける環境が整っていることも心強い点で、育児と研究を両立しながらキャリアを続けています。コーヒーを通じて新しい価値を生み出したいという熱意のある方と、一緒に研究できる日を楽しみにしています。
03
分野や国を越え、知見をつなぐ
R&D本部 容器・資材開発部 担当課長 松山 将太
2014年入社
| ◆2014年~ | 工場研修 ※現在は研修内容に変更がございます |
| ◆2016年~ | R&D本部に着任 |
| ◆2021年~ | UCC EuropeのR&D部門があるスペインに駐在 |
| ◆2025年~ | R&D本部に帰任し、管理職登用 |
これまで焙煎や抽出といったコーヒーの香りや味を「つくる」仕事に携わってきました。現在は容器・包装資材を開発する部署で、品質を「守る」視点からコーヒーに向き合っています。香りや味そのものだけでなく、それをどのように届け、長くおいしさを保つかまで含めて考えることで、コーヒーの見え方が大きく広がります。また昨年まで海外駐在していたので海外拠点との連携にも関わっています。海外のコーヒー市場や味覚評価の知見を日本のR&D部門に共有しながら、グローバル目線でコーヒーを評価できる仕組みを考えています。
仕事のやりがいを感じるのは、人や考え方が交わり、新しい発見を得るときです。最近は海外グループのメンバーを日本のR&Dに招き、それぞれの活動を発表・議論する機会がありました。同じコーヒーでも国によって捉え方が異なり、互いに意見交換することで大きな刺激を受けています。こうした国を越えた交流が増える中で、コーヒーの香りや味の違いをどう共有するかが重要になっています。人の感覚では分かる違いを分析機器の数値と結びつけることで、グローバルでも共通の目線で議論ができるようになります。簡単ではありませんが、試行錯誤できることに、この仕事ならではの面白さとやりがいを感じています。
製造現場から日本と海外のR&D部門を経験する中で、「どれか一つ」ではなく「全体を理解すること」が重要だと強く感じるようになりました。これまでは焙煎や味覚評価を通じて、コーヒーの香りや味をつくる仕事に携わってきましたが、今後は「コーヒーを守る」包装資材についても学び、コーヒーの品質を総合的に設計できるようになることを目指しています。また、海外経験を通じて、個人のつながりだけでなく、組織として海外グループと交流できる基盤を整えることが、より視野の広い研究や製品開発につながると実感しました。今後は分野や国を越えて知見を繋ぎながら、より広い視点でコーヒーの可能性を捉えられるよう取り組んでいきたいと考えています。
就職活動は、さまざまな業種や仕事を知ることができる貴重な機会ですが、選択肢や情報が多く迷うこともあるかもしれません。その中で、自分が大切にしたいことを見つめなおし、企業を探してみてください。私自身、「コーヒーが好き」「コーヒーを通じて面白いことやりたい!」という思いからスタートし、UCC社員の雰囲気に魅力を感じたことが、現在のキャリアにつながっています。UCCでは、コーヒーに関わる幅広いプロセスに深く携われるだけでなく、グローバルな環境で多様な価値観を持つ人々と協力しながら挑戦できるのも大きな魅力です。自分の想いを形にできる場所をぜひ見つけてください。それが当社であれば、これほど嬉しいことはありません!




