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2022.09.13
株式会社ウエシマコーヒーは、カーボンニュートラルへの新しい取組みとして、2022年7月より、横浜工場にて、グリーン熱証書(※1)を活用して都市ガスから排出される二酸化炭素を100%カーボン・オフセット(※2)しております。これにより、同工場での焙煎に使用する都市ガスから排出される二酸化炭素は、実質ゼロであるとみなされます。
※1「グリーン熱証書」
自然エネルギーにより生みだされた熱の環境付加価値を、証書発行事業者が第三者認証機関(一般財団法人日本品質保証機構)の認証を得て発行した「グリーン熱証書」の取得により、グリーン熱設備を持たなくても、証書に記載された熱量(MJ)相当分の自然エネルギーの普及に貢献し、グリーン熱を利用したとみなされる仕組みです。
※2「カーボン・オフセット」
カーボン・オフセットは、私たちの活動により排出される二酸化炭素などの温室効果ガスの排出をまずできるだけ減らすように努力をした上で、それでも排出してしまう温室効果ガスの排出量を、他の場所での削減・吸収活動(削減・吸収量)により埋め合わせようという考え方です。
(引用:環境省HP内「カーボン・オフセットフォーラム」より)
この取組みの目的は、カーボンニュートラルへの対応です。 今回、株式会社ウエシマコーヒーが採用したグリーン熱証書を活用することで、焙煎時に使用する都市ガスからの二酸化炭素排出量は、実質ゼロであるとみなされます。 コーヒーのバリューチェーンでは、製造時に多くの二酸化炭素が排出されています。製造工場におけるこの取組みは「2040年までにカーボンニュートラルの実現」という長期目標を掲げているUCCグループにとっても、大きな取組みになります。
今回、株式会社ウエシマコーヒーが採用した東京電力エナジーパートナーの
【TEPCOグリーン+ガス】プランにより、グリーン熱証書を活用して、都市
ガスから排出される二酸化炭素を100%カーボン・オフセットしております。
証書発行事業者の日本自然エネルギー株式会社が発行する「グリーン熱
証書」の活用により、焙煎に使用する都市ガスからの二酸化炭素排出量は、
実質ゼロであるとみなされます。
※2022年度は3,700,000MJでしたが、2023年度は7,100,000MJに変更しました(2023年1月1日修正)
この取組みによる横浜工場からの1年間の二酸化炭素削減量は、約263t-CO₂(2021年度同工場からのガス使用量約122,000㎥より試算)となり、これは同工場から排出される二酸化炭素の約75%分に相当します。
◇関連URL
▶株式会社ウエシマコーヒー
▶日本自然エネルギー株式会社
▶UCCグループのカーボンニュートラルに関する長期目標
※「UCCサステナビリティチャレンジ」は、UCCグループのサステナビリティビジョン「コーヒーの力で、世界にポジティブな変化を」に基づく
目標の達成のため、グループ全体で日々取り組んでいるさまざまなサステナブルアクションをご紹介するコンテンツです。