UCC Sustainability ChallengeUCC サステナビリティチャレンジ

49

2023.12.07

水素社会の認知向上に向けて「すごいぞ水素!プロジェクト」を始動

UCCグループは「2040年までにカーボンニュートラルの実現」といった目標に向けて、水素を熱源とするコーヒー焙煎など、環境に優しい取組みを率先して進めています。UCCグループの水素に関する取組みへのチャレンジはまだ始まったばかりですが、未来に向けた水素社会の認知向上を目指して、この度Earthhacks株式会社と「すごいぞ水素!プロジェクト」を始動しました。
多くの方に水素を身近に感じてもらい、カーボンニュートラルな社会を創っていくためには、官民・業界を超えた連携が不可欠です。今後はこのプロジェクトに参画した行政や企業と一丸になって、水素社会の推進を行ってまいります。

水素社会認知向上に向けた取組みの開始!

水素社会に関する意識調査の実施

一般的に水素社会がどれくらい浸透しているのかなどを調べるために、2023年9月1日(金)~4日(月)の4日間、インターネットリサーチにて水素社会に関する調査を行いました。
< 対象は日本国内(全国)に住む15歳~69歳(中学生を含む)、有効回答数4,129名 >

- 水素のイメージに関する質問 -
Q)あなたは「水素」について、どんなイメージをもっていますか(複数回答)

●水素のイメージの上位は「次世代のエネルギーである」「環境にやさしい」「爆発・引火しやすい」など、エネルギー関連と危険なイメージの両方が持たれている。
●女性30~40代では「美容に良い」「健康に良い」といったイメージが高い。

- 水素社会という言葉の認知、理解、身近さ -
Q)サステナビリティ関連用語のなかで、あなたが知っている言葉をお選びください(複数回答)

●水素社会という言葉の認知度は全体で3割弱と低め。全体と比較して、10代では認知度が高く、4割以上。また、経営者・役員、学生においても同程度。知っていると回答した人の中で「内容を知っている」とした割合は7割程度という結果に。

Q)「水素社会」はどの程度、あなたにとって身近だと感じますか。

●水素社会を身近に感じる人は3割以下。ほとんどの人は身近さを感じていない。
●全体と比較して、10代は身近さを感じる人が多く、4割以上。また、学生においても同程度。
●水素社会認知状況別では理解度が高いほどスコアが高く、身近さは水素社会の理解度が左右している様子。

今回実施した調査より、水素社会の浸透具合などに関しては以下のようなことが判明しました。

・水素社会というワードの認知度・身近さは全体で3割程度と寂しい結果に(職業別でみると経営者と学生は4割以上)
・10代の認知度は高く、学習機会の多少が認知度に寄与している可能性がある
・水素認知層は水素社会を身近に感じており、認知上昇によって水素社会への親近度向上は期待できる



まだまだ水素社会に関する認知度は低いことが今回明らかになりましたが、UCCグループは水素に関する取組みを先進的に行う企業として、「すごいぞ水素!プロジェクト」を通して水素社会の認知向上を目指していきたいと考えています。

すごいぞ水素!プロジェクト @大阪

今回は「すごいぞ水素!プロジェクト」の第一弾として、11月3日(金)-11月5日(日)の3日間、大阪のNU茶屋町で行われた脱炭素イベント「デカボdeマルシェ」にて、水素バリューチェーンに関わる行政や企業が共同で、「すごいぞ水素!ブース」を出展しました。

「すごいぞ水素!ブース」とは、「すごいぞ水素!プロジェクト」に参画した行政や企業の取組みを「生活者視点」で展示をしたブースとなっています。UCCはブースにて、水素を熱源として焙煎したコーヒーの提供とパネル展示を行いました。
コーヒーを飲みながらカフェ形式で分かりやすく・楽しく「水素のすごさ」や各社の取組みを学べる機会ということで、当日のブースは多くの方にお越しいただきました。

また、今回の「すごいぞ水素!ブース」では、UCCの水素を熱源として焙煎したコーヒーの提供と合わせて、出展各社の取組みに対する認知度・興味度アンケートを実施し、回答してくださった方には環境に優しいクッキーをプレゼントしました。
アンケートは全部で約400名から回収することができ、UCCの水素を熱源とした焙煎に関する取組みにおいてもたくさんお声をいただいたので一部ご紹介いたします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・水素焙煎は味の違いが出せるということで、飲み比べをしてみたい。
・ぜひ買いたい。飲料も、豆もぜひ販売してほしい。
・コスト面はどうなのか気になった。
・UCCは常飲しているが全然知らなかった。排出量ゼロはすごい、もっとPRしてほしい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「すごいぞ水素!プロジェクト」へのチャレンジはこれからも続きますが、このようにいただいたお客さまの声を踏まえながら、UCCグループは水素に関する取組みを強化していきます。
そして、官民・業界を超えた連携を通してさらなる水素社会認知向上を目指し、社会全体でカーボンニュートラルの実現へと繋げてまいります。

関連URL

▶▷ Earth hacks株式会社 公式HP
▶▷ UCCニュースリリース 水素社会の認知向上に向けEarth hacksと「すごいぞ水素!プロジェクト」を始動
▶▷ UCCサステナビリティチャレンジ「日本初!水素焙煎に関する特許出願」
▶▷ UCCサステナビリティチャレンジ「UCC富士工場に水素を熱源とする大型焙煎機の導入が決定」




※「UCCサステナビリティチャレンジ」は、UCCグループのサステナビリティビジョン「コーヒーの力で、世界にポジティブな変化を」に基づく
目標の達成のため、グループ全体で日々取り組んでいるさまざまなサステナブルアクションをご紹介するコンテンツです。

一覧へ戻る