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2024.06.21
<2024年6月21日初稿、2025年6月9日更新>
UCCグループは「サステナビリティ教育受講者数30万人を目指して」という目標に向けて、小学生~大学生向けのコーヒーから考えるSDGsオンラインセミナーや、去年の夏に初開催をした「コーヒーSDGs for キッズ」セミナーなど、サステナビリティ教育に関して様々な取組みを進めています。
▶▷ 「コーヒーとSDGs for キッズ」特設サイトページ
その取組みの1つとして、今回子ども向け英語教室等を展開しているセイハネットワークと協働し、コーヒーとSDGsに関する新たな英語学習プログラムを共同開発することになりましたので内容をご紹介いたします。
セイハネットワークは「0歳から通える子ども英会話スクール」として約40年間、英会話教室を中心に、全国85000名の子どもたちへ教育サービスを提供しております。近年、英語教育プログラムの強化の一環で、更なる内容充実に取組んでおり、企業とのコラボレーションやえいごあそびなど新たな企画を提供しています。また、セイハ図書館プロジェクトとして、フィリピンのセブ島の子どもたちに絵本を届ける活動を行い、さらに絵本を購入できないなどお困りの日本の幼稚園・保育園に絵本をお届けする活動も行っております。
セイハネットワークの理念と、「コーヒーの力で、世界にポジティブな変化を」というビジョンのもと、指針に基づきサステナビリティ教育を積極的に推進するUCCグループとの理念が合致し、今回「英語学習」×「コーヒー」のコラボが実現することになりました。
全国に展開するセイハ学院にて、コーヒーを通じてSDGsを楽しく学び、自分にできるアクションを考える夏限定のスペシャルレッスンを実施
全国で開催される夏のスペシャルレッスンのプログラムは、幼児向けと小学生向けの2つがあります。幼児向けにはクイズや動画を通じた、コーヒーとSDGsをわかりやすく理解できるもの、また小学生向けには、コーヒーとは?コーヒーってどこで育つの?などコーヒーの基礎を理解すると同時に、コーヒー産業がおかれている環境などを学び、自分にできることを考え、そしてSDGsも学べる内容にしています。期間中、セイハ英語学院生約5,000人と来場者が本プログラムを受講する予定です。
場所:セイハ英語学院(全国516拠点)
期間:7月20日~8月31日(夏休み期間)
対象:セイハ生、新規生
内容:
①コーヒーってなあに?(幼児向け)
クイズや動画を通じて、分かりやすくコーヒーとSDGsに触れてみよう!
②コーヒーとSDGs forキッズ(小学生向け)
コーヒーとは?コーヒーってどこで育つの?コーヒーの基礎を知っていく中でSDGsを学び、自分にできることを考えてみよう!
【お申込みはこちらより】
▶▷ セイハ英語学院 HP
セイハネットワークの事業の1つとして、同時に北九州にある「Kitakyushu Global Gateway (KGG)」でも、「コーヒーソムリエになろう!」と題したコーヒーを五感で体験しながら楽しくSDGsが学べるイベントを実施します。こちらは7月の土日と夏休み期間中の16日間限定のコンテンツで、約2,000人の来場者を予想しています。
日本にいながら海外の雰囲気の中で英語を体験し学ぶことができる西日本初の施設KGGにて、コーヒーを体験しSDGsも学べるコラボイベント
場所:北九州市八幡東区東田(旧スペースワールド跡地)
期間:2024年7⽉毎週⼟⽇&7/22〜7/31期間の平⽇(全16⽇)
対象:未就学児〜⼩学⽣
内容:
①Coffee sommelier(コーヒーソムリエ)体験
3種のコーヒーを⾒て・嗅いで、味わいの違いやSDGsとコーヒーの関連を知ってコーヒーソムリエになろう!
②Food pairing(フードペアリング)体験
コーヒーと相性の良い⾷べ物は?⽢味・酸味・塩味・スモーキーな⾷べ物で⽐べて仲良し№1を見つけよう!
【お申込みはこちらより】
▶▷ KGG HP
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多くの子どもたちに「楽しく学んで欲しい!」「その場限りではなく、家に帰っても話題にして欲しい!」「気付いたことをアクションにして欲しい!」などの想いを持って、協働しながらプログラムを構成しております。是非ご興味を持たれた方は詳細内容ご確認いただければ幸いです。
UCCグループは「2030年までにサステナビリティ教育受講者数30万人」の目標達成に向けて引き続き、取組みを進めてまいります。
またプログラムが終了いたしましたら、実施の様子をレポートさせていただきますのでお楽しみにしていてくださいね!
レッスンでは、「楽しく学んで欲しい!」という想いのもと、一方的にお話するだけではなく、クイズを出題したり、コーヒーの木が育つ国の国旗やUCCミルクコーヒー缶の色塗りなどをしたりしました。また、お家に帰ってからもSDGsを意識してもらえるように、家庭での燃えるゴミの日を調べてもらうなどといった問いかけも行いました。レッスンを通して、身近なコーヒーという飲み物から課題を認識し、普段の生活で自分たちにできることを気づいて行動してもらいたいと考えています。
レッスンを受講した子どもたちからは、「コーヒーの木の博士になりたい」とコメントしてくれた子どもたちもいました。レッスン内容は子どもたちだけではなく、保護者の方にも好評をいただいており、「SDGsに絡めた地球環境のことを学ぶ良い機会となった」や「元々自由研究は別テーマで検討していたが、この講義を受けてコーヒーの内容に変更したいと思った」というような嬉しいお声も届きました。
プログラムを構成していた当初から考えていた想いがしっかりと伝わったレッスンになったのではと感じています。
今回は、夏休み期間のスペシャルレッスンでしたが、今後機会があれば継続して実施できればと考えています。
KGGのプログラムは、子どもたちにとっても、保護者の方々にとっても、発見の連続となるような、楽しく学べるひとときになりました。
コーヒーソムリエ体験とフードペアリング体験、どちらにも共通していたのは、講師が子どもたち一人ひとりとしっかり対話していたこと。クイズに答えたり、コーヒーの感想を伝えたり——。恥ずかしそうな子もいれば、積極的に話す子もいて、それぞれが自分の思いや発見を言葉にして伝える姿が印象的でした。こうしたやりとりの中で、子どもたちの“英語で伝える力”が育まれているのを感じました。
コーヒーソムリエ体験では、目の前でコーヒーがドリップされる様子に、子どもたちの目が釘づけに。「透明なお湯が、茶色いコーヒーになるんだ!」と驚く様子もみられました。また、各国の生豆や焙煎豆をじっくり観察したり、それぞれの香りや味の違いを感じたり、五感をフルに活用。好みのコーヒー生産国にシールを貼る場面では、「香りはタンザニアが好きだけど、味はブラジルが好き」というギャップを発見したり、子どもと大人が世代を超え一緒になって盛り上がっていました。
フードペアリング体験では、ブラジルのカフェインレスコーヒーとさまざまなお菓子を組み合わせて、いちばんの“なかよしコンビ”を探すという内容。初めてコーヒーを飲む子も多かったようですが、「おいしい!」と笑顔で飲む様子に、保護者の方が「えっ、飲めるの!?」と驚く場面もあり、親子のコミュニケーションも弾んでいました。なかには、おかわりする子もおり、ペアリングの楽しさも味わってもらえたようです。
今回の体験を通して、“コーヒーは世界や環境、そして自分たちの暮らしともつながっていること”を、少しでも感じてもらえたら嬉しいです。
これからも、楽しみながら学べる「コーヒー×SDGs」のプログラムを届けてまいります。
▶▷ セイハネットワーク株式会社 HP
▶▷ UCCニュースリリース
※「UCCサステナビリティチャレンジ」は、UCCグループのサステナビリティビジョン「コーヒーの力で、世界にポジティブな変化を」に基づく目標の達成のため、グループ全体で日々取り組んでいるさまざまなサステナブルアクションをご紹介するコンテンツです。