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2024.09.05
2024年7月27日(土)、休館中のUCCコーヒー博物館が1日限定で開館し、UCCコーヒーアカデミー主催のコーヒーについて様々な知識などが学べる「SUMMER COFFEE FESTIVAL」~コーヒーを通じてサステナブルな取り組みを~が開催されました。イベントではコーヒーの味覚やサステナビリティに関連した内容の様々な催しが行われ、多くの方にご来館いただきました。今回はこの「SUMMER COFFEE FESTIVAL」で実施したサステナビリティ関連のイベント内容をご紹介したいと思います。
昨年実施して大盛況だった小学校高学年に焦点を当てた「コーヒーとSDGs for kids」夏季特別セミナーを受けて、今年も今回のイベントにて実施しました。
▶▷ UCCサステナビリティチャレンジ「コーヒーとSDGs for キッズ 夏期特別セミナーの開催」
まずはお馴染み「UCCミルクコーヒー」で乾杯!してからセミナーが始まり、「コーヒーってどんな飲み物?」というコーヒーの基礎知識や「地球温暖化の影響で将来コーヒーが飲めなくなってしまうかもしれない」という将来コーヒーが抱える課題についてなどをお話する盛りだくさんのセミナーとなりました。
参加者は問いかけに対して積極的に挙手をして発言をしたり、実際にコーヒー豆を見て触って感じられるコーナーでは、それぞれ自分たちが感じた内容をまとめたり、共有し合ったりしている様子を見られ、親子ともに楽しみながら学んでいる様子を伺えました。
コーヒー豆に触れたりする経験からコーヒーをより身近に感じ、コーヒーが抱えている課題を学ぶことで、自分たちにできることは何だろう?と自分事として捉えてもらうきっかけとなればと考えております。
また今回のイベントではUCCコーヒー博物館内にて、中学生以上を対象としたコーヒーと考えるSDGsセミナーも実施しました。UCCコーヒー博物館長が講師を務めたセミナーでコーヒーを片手に真剣にお話を聞いている方々の様子が印象的でした。
イベントでは、コーヒーの生豆が入っていた麻袋を再利用した時計の制作ワークショップも行われました。
コーヒーの麻袋は生産国や銘柄によって麻袋のデザインが様々異なるので、お気に入りの麻袋を選ぶということも制作の楽しみの1つではないかと感じました。
参加者は他にも木の枝なども活用しながらそれぞれオリジナルの時計を制作しており、時を忘れて夢中で制作している姿が印象的でした。
資源を有効活用できるだけではなく、物を作るという楽しさを存分に楽しめるワークショップとなっておりました。
来年2025年に大型焙煎機を導入し、本格的な製造を稼働させようとしている水素を熱源として焙煎したコーヒーの試飲も行われました。水素を熱源として焙煎したコーヒーは、焙煎時の二酸化炭素(CO2)排出量がゼロになるということで、カーボンニュートラルに貢献するコーヒーとしてUCCグループは注力しています。
▶▷ UCCサステナビリティチャレンジ「UCC富士工場に水素を熱源とする大型焙煎機の導入が決定」
イベントでは、通常の化石燃料(天然ガス)を熱源として焙煎したコーヒーと水素を熱源として焙煎したコーヒーの2つを飲み比べしていただきました。多くの方が飲み比べを実施されて、それぞれの感想をお話いただきました。
環境課題などにも意識が高い方も多く、水素を熱源とした焙煎の仕組みや期待される効果などをご質問される方もいらっしゃいました。味覚に関しても「水素を熱源として焙煎したコーヒーは、マイルドで(さっぱりとしていて)飲みやすい」「飲み比べると味の違いが分かる」といったようなコメントをいただきました。
今回は1日限定の特別イベントとなりましたが、今後もUCCグループのコーヒーやサステナビリティに関するイベントは様々な場所で開催を予定しておりますので、機会がございましたら是非お立ち寄りいただけますと幸いです。
※「UCCサステナビリティチャレンジ」は、UCCグループのサステナビリティビジョン「コーヒーの力で、世界にポジティブな変化を」に基づく目標の達成のため、グループ全体で日々取り組んでいるさまざまなサステナブルアクションをご紹介するコンテンツです。