第3回メディアサロンレポート
※メディアサロン…UCCがメディアを対象に2021年1月より実施するオンライン発表会のこと。
「カップから農園まで」生産国・原料調達・研究開発・製造・販売・文化の6つからテーマを選び、弊社活動の理解を深めて頂けるよう活動しています。
3月15日、UCCグループで外食事業を担当するユーシーシーフードサービスシステムズ株式会社(本社／兵庫県神戸市、社長／川野浩司、略称／UFS)が日本を代表する観光地である京都・嵐山の渡月橋近くにオープンした『上島珈琲店 京都嵯峨嵐山店』について、リアルとオンラインで記者発表会を実施しました。
今回のポイント
・3月19日、UFSが京都・嵐山に「上島珈琲店」旗艦店をオープン。
・『上島珈琲店 京都嵯峨嵐山店』は、嵐山の名所である渡月橋のほど近くに位置し、京都の文化や伝統を感じられる街並みに馴染む日本家屋をイメージした2階建ての新築店舗。
・店舗デザインは周辺の町並みと素材を揃え京都の奥ゆかしさを表現。座る場所によって変わる景色や京都ならではの景観を楽しんでもらえるように設計されている。
上島珈琲店は“失われつつある日本の喫茶文化を大切にした懐かしく温かで、しかしかつて何処にもなかった大人のための珈琲店”をコンセプトとしたUFSの主力業態です。2003年6月18日に東京・神田神保町に１号店をオープンして以来、UCCグループが創業から80余年の永きに亘り培ってきたコーヒーへのこだわりと技術のもと、おいしいコーヒーと心地よい空間を提供してきました。
この回では、『上島珈琲店 京都嵯峨嵐山店』について、UFSブランド推進部担当者から、店舗の特徴について説明しました。
『上島珈琲店 京都嵯峨嵐山店』の特徴
こちらが『上島珈琲店 京都嵯峨嵐山店』の入り口です。入口横の壁面には、上島珈琲店のロゴをあしらい、フォトスポットとしてお楽しみいただけます。
レジ周りには、京都ならではの木の組み足を使用したディスプレイやこだわりの物販商品が並びます。注文カウンターまわりには、「玉砂利」を設置し、自然とソーシャルディスタンスを保てる設計となっています。
ロビースペースへ進むと、広めのソファ席を贅沢に配置し、開放感ある吹き抜け空間が目に入ります。こちらのスペースは、一段下げることにより、あえて周りの席と目線が合わないつくりに設計されています。
1階の奥スペースには、嵐山観光で1名～2名でいらっしゃるお客様を想定し、席を配置しています。テーブルにも工夫を凝らし、トレーをおいても、書類や観光マップなど広げられるよう段差を作って独自開発されています。また、お店の裏側にも、ベンチを配置し、嵐山の空気の中で静かな時間をお楽しみいただけます。
2階は、上島珈琲店の従来型の席や、木の組み足や座布団で和の要素も取りいれた大テーブル席を配置し、温かみのある空間を演出しています。また、折り紙をイメージした天井や京友禅を使ったシルクスクリーンなど和の調度品で京都らしさも演出しました。
テラス席では、解放感のある空間のなか、おいしいコーヒーをお楽しみいただけます。渡月橋から竹林の小径の入り口へと向かう通りに面しており、景色や行き交う人をご覧いただきながら、京都の趣を感じていただけます。
～上島珈琲店 京都嵯峨嵐山店 MAP～
メニュー紹介
・一部店舗限定メニュー『アイスブリュードコーヒー』660円（税込）
きめ細かな泡とシルキーな舌触りが特徴のアイスコーヒーです。
・店舗限定メニュー『扇ワッフルサンド』450円（税込）
バターたっぷりのふんわり生地のワッフルに、
濃厚なバニラアイスと季節のコンフィチュールを合わせています。
片手で持つことができるので、食べ歩きに最適！
・店舗限定メニュー『一善や』※1コラボスイーツ
「和の心をうつした洋菓子店」として人気を誇る京都発の人気洋菓子店『一善や』さまとのコラボメニュー『お濃茶ブラウニー』(360円税込)や『ほうじ茶フィナンシェ』（300円税込）、『抹茶フィナンシェ』（300円税込）。
上島珈琲店自慢のネルドリップ※2ブレンドコーヒーとの相性抜群！
※1 「一善や」とは
使用する全ての素材にこだわりを持ち、素材本来のもつ魅力を生かした京都ならではの「和の心を映した引き算の洋菓子」を提供されている京都・北白川の人気洋菓子店。
※2 「ネルドリップ」とは
「ネルドリップ方とは布フィルターで抽出する方式。抽出の際、布フィルターがコーヒー液の余分な雑味を吸着し、濃厚なネルドリップコーヒーに仕上がります。
※表示価格は、イートイン・テイクアウト共通です。
メディアサロンの質疑応答
Q.新たな旗艦店との位置づけということだが、今後はここからどのようなブランドイメージを発信していくのか。
A.京都に既に3店舗展開しており、京都の中の旗艦店という認識。新型コロナウイルスの影響でマイクロツーリズムが増えている中で、観光客のみなさまに、日本の良さを改めて感じていただけたら嬉しい。
Q.こうした観光地での出店はほかにどのような店があるか。
A.現在は日光東照宮店（栃木県）や黒田記念館店（東京都）、河原町店（京都府）を観光地に出店している。
Q.こうした日本家屋型店舗は初か。今後こうしたタイプを街中でも増やしていくのか。
A.日本家屋型は初めて。出店する町のイメージと照らし合わせて、検討していきたい。
Q.京都を代表する観光地の店舗ということで、外国人観光客向けの特別な対応などはあるか？
A.和のイメージがあるメニューの開発や、空間に工夫をこらしている。間を感じていただける広めの席設計や玉砂利をひいたり、壁紙に和紙を使用したり、風呂敷を使った当店限定ギフトを販売。
Q.客単価、想定月商を教えてほしい。
A.客単価は600～700円。想定月商は非公開。
Q.上島珈琲店の中でも、特に贅沢な造りのように感じたが、価格設定は他店と変わらないか。
A.通常の上島珈琲店よりも高めの価格設定をしている。苦楽園本店（兵庫県）や、虎ノ門店（東京都）と同様の価格設定となっている。
『上島珈琲店 京都嵯峨嵐山店』 概要
・所 在 地：〒616-8374 京都市右京区嵯峨天龍寺北造路町48-3
・営業時間：8:00～18:00（平日、土日）（季節により変動あり）
※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合があります。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
・店舗面積：100坪 100席(1階43席、2階57席) (全席禁煙)
関連URL
上島珈琲店HP：https://www.ueshima-coffee-ten.jp/
ニュースリリース（2021年3月15日発信）URL：https://www.ucc.co.jp/company/news/2021/rel210315.html
