第9回メディアサロンレポート
※メディアサロン…UCCがメディアを対象に2021年1月より実施するオンライン発表会のこと。
「カップから農園まで」生産国・原料調達・研究開発・製造・販売・文化の6つからテーマを選び、弊社活動の理解を深めて頂けるよう活動しています。
10月18日、レギュラーコーヒーを1杯分（粉10g）ずつ真空パックした、「毎日の暮らしに新しい喜びをお届けする」をコンセプトに、コーヒーのある豊かなライフスタイルを提案する「UCC CAFE@HOME」（ユーシーシーカフェアットホーム、以下／「CAFE@HOME」）について、オンライン説明会を開催しました。
今回のポイント
・『CAFE@HOME』のコンセプトは、“私にぴったりのコーヒーに出会うことができる”“私らしいコーヒースタイルを見つけることができる”。ライフスタイルに合わせて、自分にぴったりのコーヒーを“選ぶ楽しさ”があるコーヒー。
・『CAFE@HOME』の「Food with Coffee」シリーズには、食べ物に合わせてコーヒーを選ぶことで、より豊かなコーヒーライフを楽しんでほしいという願いが込められている。
・『CAFE@HOME』は、1杯分（粉10g）ずつ真空パックしたコーヒー本来の香りを楽しめるパッケージになっている。また、カップに乗せて使えるペーパードリッパー付きなので、コーヒー初心者の方でも簡単に本格的なレギュラーコーヒーを淹れることができる。
説明者プロフィール
◆木次 日向子（きつぎ ひなこ） profile◆
2012年UCCグループの外食事業を担うユーシーシーフードサービスシステムズ株式会社へ入社。
直営店舗にて、コーヒー抽出、接客業務を担当。
現在は、UCC上島珈琲株式会社DTC事業本部で、新しいコーヒースタイルを提案する店舗「COFFEE STYLE UCC」に関する企画を担当している。
［大会実績］
■ジャパン サイフォニスト チャンピオンシップ 2011優勝
■ワールド サイフォニスト チャンピオンシップ 2011優勝
［資格］
■(アメリカ)CQI認定Qアラビカグレーダー
■(アメリカ)CQI認定Qロブスタグレーダー
■UCCコーヒーアドバイザー
◆半澤 拓（はんざわ たく） profile◆
2011年UCCグループのコーヒー関連事業を担うUCC上島珈琲株式会社へ入社。
UCC上島珈琲株式会社 R&D本部にて、コーヒーの製品開発や分析評価などを担当している。
［資格］
■UCCコーヒーアドバイザー
最初に、COFFEE STYLE UCC企画担当者であり、抽出競技大会世界チャンピオンでもある木次から『CAFE@HOME』について、ご紹介しました。
『CAFE@HOME』とは
●選べる楽しさ
「『CAFE@HOME』のコンセプトは、“私にぴったりのコーヒーに出会うことができる”“私らしいコーヒースタイルを見つけることができる”。『CAFE@HOME』はライフスタイルに合わせて、自分にぴったりのコーヒーを選んでいただける“選ぶ楽しさ”があるコーヒーです。日々の暮らしに、コーヒーを楽しむ幸せがあるように、と願いが込められています。」
●手軽においしく
「おいしさへのこだわりから、レギュラーコーヒーを1杯分（粉10g）ずつに真空パック。真空パックにすることで酸化による風味の劣化を防いでいるため、鮮度が保たれ、いつでも新鮮でおいしいコーヒーをお楽しみいただけます。専用のペーパーフィルター付きなので、ご自宅に抽出器具がなくても、簡単にコーヒーを淹れることができます。」
「さらに、コーヒーギフトというと、茶色っぽいパッケージのものが多いと思いますが、『CAFE@HOME』は、あえてカラフルで、可愛くて気分が上がるようなパッケージを使用していることも大きなポイント。部屋に飾っても、ギフトとして贈ってももらっても嬉しいコーヒーです。」
広がる！コーヒーの選び方 ~「Food with Coffee」、「Life with Coffee」、「Milk with Coffee」~
『CAFE@HOME』シリーズは、食べ物との組み合わせからコーヒーを選べる「Food with Coffee」や、時間帯やシーンなどライフスタイルに合わせて選べる「Life with Coffee」、ミルクに合わせて選ぶコーヒー「Milk with Coffee」といった3つのシリーズをご用意しています。今回は、「Food with Coffee」について詳しくご紹介します。
●「Food with Coffee」
食事に合わせてワインを選ぶように、「この食べ物に合うのはどんなコーヒーだろう？」…そんな発想で、コーヒーを選べるシリーズです。食べ物を起点にして、コーヒーを選んでいただきたいという願いが込められています。食べ物とコーヒーがお互いの良さを引き立て合うことで、お客様により豊かなコーヒーライフを過ごしていただきたいと考えています。
次に、食べ物とコーヒーの相性について、研究担当の半澤から詳しくご紹介しました。
相性を科学するUCC フードマッチングシステム(特許第6475174号)
「食べ物とコーヒーの相性について、UCCでは、単純に味覚で『合う』『合わない』といった判断をしているわけではありません。味覚センサー※と呼ばれる精密機器で分析することで、味覚を数値化し、その分析の結果から、食べ物と相性の良いおすすめコーヒーを提案しています。この分析システムを、『UCCフードマッチングシステム』と名付けています。」
※味覚センサー
味覚センサーは、株式会社インテリジェントセンサーテクノロジー製の装置。UCCではこれを応用し、食べ物とコーヒーの味覚傾向から相性の良さを判別する「UCCフードマッチングシステム」を開発し、特許を取得（特許6475174号）。
●コーヒーの味の分析
「まずは、コーヒーの味わいについてご説明します。コーヒーの味わいに影響する要素はたくさんありますが、要素のひとつに焙煎度合いがあります。コーヒー豆の焙煎が浅炒りのうちは、果実のような酸味が感じられ、苦味はまだそれほど強くはありません。コーヒー豆の焙煎が深くなるにつれて、酸味が抑えられ、だんだんとコーヒーらしい苦味が強く感じられるようになります。」
●食べ物とコーヒーの食べ合わせ
「次に、食べ物とコーヒーの相性についてご説明します。食べ物とコーヒーの食べ合わせでは、味の特徴の似た者同士が、好相性と考えられています。例えば、浅炒りの酸味が感じられるコーヒーには、フルーツやチーズ系のスイーツなど酸味がある食べ物を一緒に食べると、味の似た者同士で風味の複雑さが増します。また、深炒りの苦味のあるコーヒーには、チョコレートや、抹茶系のスイーツなどほのかな苦味のある食べ物を合わせると味わいに深みが増します。」
●チョコレートも種類によって相性の良いコーヒーが異なる！ マイルドチョコレートとビターチョコレート
「『CAFE@HOME』では、チョコレートでも、マイルドチョコレートとビターチョコレートで合わせるコーヒーのブレンド設計を変えています。油脂分が多く含まれる、マイルドな味わいのミルクチョコレートに合わせるコーヒーは、酸味・苦味のバランスがよく濃厚感のあるブレンド設計にしています。一方で、カカオの配合量が多く、ほろ苦い味わいのビターチョコレートに合わせるコーヒーは、深炒りで苦味の強めなブレンド設計にしています。ぜひ、一度お試しください。
「Food with Coffee」ラインアップ
ここで、「Food with Coffee」のラインアップをご紹介します。
●「Food with Coffee」（6タイプ）
「Life with Coffee」、「Milk with Coffee」ラインアップ
『CAFE@HOME』では、「Food with Coffee」だけではなく、時間帯やシーンに合わせて選ぶコーヒー「Life with Coffee」や、ミルクに合わせて選ぶコーヒー「Milk with Coffee」もご用意しています。
●Life with Coffee（4タイプ）
朝、まだ眠くてぼんやりしているとき、自然の中で友達や家族とアウトドアを楽しみたいとき。また、夜は少しカフェインを控えめにしたい…など、暮らしの中にあるさまざまなシーンに合わせて選べるコーヒー。
●Milk with Coffee（2タイプ）
牛乳や豆乳と合わせた時においしくなる味わいを目指し、抽出競技大会世界チャンピオン監修のもと誕生。コーヒーの楽しみ方のひとつである「カフェオレ」に焦点を当てることで、より多くの方に“私らしいコーヒーの楽しみ方”を提案する。10月18日(月)販売開始。
『CAFE@HOME』取り扱い店舗
『CAFE@HOME』の選ぶ楽しさを体験できる場所として、新しいコーヒースタイルを提案する店舗「COFFEE STYLE UCC」を運営しています。ぜひ店頭にて、気になるコーヒーをお試しください。その他、「UCCカフェメルカード」の一部店舗、COFFEE STYLE UCCオンラインショップなどでも販売しています。
※店舗によって取り扱いアイテムが異なります。
■COFFEE STYLE UCC
COFFEE STYLE UCC横浜店
COFFEE STYLE UCCアトレ吉祥寺店
COFFEE STYLE UCC下北沢店
▼店舗情報はここからチェック！
https://coffeestyle.jp/shop_list
■【UCC公式通販】COFFEE STYLE UCC オンラインショップ
https://coffeestyle.jp/ja/list?brand_kbn=0001
『CAFE@HOME』の使い方・淹れ方のご紹介
【準備するもの】
・『CAFE@HOME』：1個（粉10g）
・お湯：140～160㏄
【手順】
１．カップに専用ドリッパーをセットする。
２．『CAFE@HOME』の上部をハサミ等を使って開封する。
３．ドリッパーにコーヒー粉を全て入れ、粉を平らにならす。
４．最初にお湯をコーヒー粉全体にのせ、約10秒蒸らした後、粉の中心より円を描きながら2～3回に分けて 注ぐ。
メディアサロンでの質疑応答
Q.『CAFE＠HOME』の年齢・性別などターゲットとするユーザープロフィールがあれば教えてほしい。
A.『CAFE＠HOME』のターゲットとするユーザープロフィールは、30代～40代女性。
「Milk with Coffee」に関しては、コーヒービギナー層の20代～30代女性。
Q.市販のペーパーフィルターを使って淹れてもいいか？
A.問題ない。その際には、分量を適宜変更してほしい。
Q.『CAFE＠HOME』の販売動向・今後の可能性を教えてほしい。
A.販売動向はおおむね好調。コロナ禍でギフト需要が落ちつつあるが、今後状況が良くなっていくと、人と会う機会も増えギフト需要も高まってくると思うので、さまざまなギフト需要に応えていきたい。
Q.「Milk with Coffee」シリーズ発売の背景を教えてほしい。
A.20代～30代女性がコーヒーを好きになっていただけるきっかけのひとつになればよいと考え開発した。
カフェオレはコーヒー初心者の方でもよく飲まれていることからミルクから選ぶコーヒーを開発すると、
さらに多くのお客様へ『CAFE@HOME』をお届けできると考えた。
Q.「Milk with Coffee」シリーズは、牛乳と豆乳の特徴をどのように分析して、コーヒーの設計をしたのか？
A.味覚センサーで牛乳と豆乳をそれぞれ分析し、コーヒーのブレンド設計をそれぞれと同じ傾向の味わいに設計している。
Q.「Milk with Coffee」シリーズのコーヒーに、牛乳や豆乳を入れる際の黄金比率を教えてほしい。
A.お湯を100㏄ご用意いただき、20㏄のお湯をコーヒー粉全体にのせ、約20秒蒸らした後、残り80㏄を中心で1円玉を描くようにゆっくりと注ぐ。
できあがったコーヒーに、牛乳、豆乳を100㏄加えることを推奨している。
関連URL
▼2021.10.18ニュースリリース
コーヒーのある豊かなライフスタイルを提案する『UCC CAFE＠HOME』から牛乳・豆乳のおいしさを引き出すコーヒーが10月18日(月)新発売
『UCC CAFE＠HOME Milk with Coffee』シリーズ：https://www.ucc.co.jp/company/news/2021/rel211018.html
▼【UCC公式通販】COFFEE STYLE UCC オンラインショップ：https://coffeestyle.jp/ja/list?brand_kbn=0001
