• HOME
  • UCCグループ企業情報
  • プレスルーム
  • PICK UP一覧
  • 昭和・平成・令和それぞれのトレンドを再現した、おうちコーヒーレシピを紹介 コーヒーとともに歴史を刻んできた創業90周年のUCCがお届けする、昭和レトロコーヒーメニューと時代背景

よくあるご質問はこちら

プレスルーム

PRESS ROOM

  • コミュニケーション

PICK UP記事

昭和・平成・令和それぞれのトレンドを再現した、おうちコーヒーレシピを紹介
コーヒーとともに歴史を刻んできた創業90周年のUCCがお届けする、昭和レトロコーヒーメニューと時代背景

2023年で創業90周年を迎えるUCCは、1970年からコーヒー豆の挽き売り業態を併設した喫茶店「UCCカフェメルカード」を展開し、50年余りにわたり、お客さまにおいしいコーヒーをお届けし続けています。

そこで今回は、おうちでのコーヒータイムをもっと充実したものにしていただくため、UCCグループ社員の木次日向子が、それぞれの時代に流行ったコーヒートレンドをご紹介します。また、UCCコーヒーアカデミー専任講師の村田果穂が、当時のコーヒーをおうちで再現できるレシピもご提案します。

おうちで楽しむ、昭和・平成・令和のコーヒートレンド

時代が変わるにつれて、私たちのライフスタイルも変化してきました。それはコーヒーも例外ではありません。飲み方や場所など、コーヒーの楽しみ方も時代とともに変化してきています。2023年で90周年を迎えるUCCは、昭和・平成・令和の3つの時代にわたって、コーヒーとともに歴史を刻んできました。そこで、長年コーヒーに関する事業に携わってきたUCCから、当時のコーヒートレンドを再現したおうちコーヒーレシピをご提案します。ぜひ昔のコーヒースタイルを楽しみながら、時代の変化に思いを馳せてみませんか?

昭和、平成、令和—それぞれの時代に流行ったコーヒーの楽しみ方

【昭和(1960~1980年代)】喫茶店ブーム

大正から昭和にかけ、日本国内のコーヒー需要は増加し、コーヒー輸入量がピークに達します。「コーヒーの黄金時代」と呼ばれた1937年ごろ、仕事の休憩時や、地域コミュニティの場として多くの人が喫茶店を利用しました。店内は落ち着いた雰囲気で、本や新聞を読んだり、友人との会話を楽しむなど、ゆったりとした時間を過ごすことが多かったようです。家庭用のインスタントコーヒーで手軽に味わえるようになった一方で、純喫茶ではドリップやサイフォン式など、1杯ずつ丁寧に抽出することでおいしさを追求する文化が広まっていきました

UCCグループでは、1965年に本格的な喫茶店「UCCコーヒーショップ さんちか店」(兵庫県神戸市)をオープン

再現レシピ:アイスウィンナーコーヒー

ウィンナーコーヒーとは、深炒りのコーヒーを濃いめに淹れたコクのあるコーヒーに、ホイップした生クリームを浮かべた、口当たりのやわらかいオーストリアのウィーン風コーヒーのことです。 日本では発祥の地、ウィーンにちなんで「ウィンナーコーヒー」と呼んでいます。
気温が高い日には、ウィンナーコーヒーをアレンジしてアイスウィンナーコーヒーにするのがおすすめです。無理にかき混ぜずにスプーンでホイップクリームを食べながらコーヒーを飲むことでデザートのように楽しむことができますよ。

材料:
・リキッドタイプのアイスコーヒー(無糖)180ml
・泡立てた 生クリーム 適量
・氷 適量

作り方:
1)氷を適量グラスに入れ、リキッドタイプのアイスコーヒー180mlを注ぐ
2)お好きな量の生クリームをアイスコーヒーの上に乗せてできあがり

アイスコーヒーは下記URLからご購入いただけます。
https://store.ucc.co.jp/category/ITEM_90/

◆コーヒーに合うフード:ホットケーキ、ナポリタン
喫茶店の王様と言えばナポリタン。ケチャップの甘さと塩味はコーヒーの酸味や苦みを引き立てます。また、今では「パンケーキ」として定着しているホットケーキ(右)も、当時の定番メニューです。バターがじんわり染みこんだ生地にメイプルシロップの優しい甘さがコーヒーとの相性抜群です。

【平成前半(1990年代~2000年代)】コーヒースタンドの台頭、シアトル系ブーム

コーヒーショップが全国に広まり、コーヒーの味と品質を重要視する新たな流れとして、高品質な深炒りのコーヒーが注目された時代を「セカンドウェーブ」と呼びます。コーヒーショップが一気に全国に広まり、仕事の合間のちょっとした隙間時間やテイクアウトで利用する人が増えました。また、マシンを使ったエスプレッソが広まり、カフェラテやカプチーノなどミルクを使用したコーヒーメニューや、キャラメルやチョコレートなどの甘めのシロップと合わせたアレンジメニューが拡大しました。このようにコーヒーメニューのバリエーションが広まったことで、コーヒーの苦みや酸味が苦手な若年層の利用も増え、より幅広い年代にコーヒーが親しまれるようになりました。

再現レシピ:ハニーマキアート

マキアートとはイタリア語で“シミ”という意味があります。コーヒーの表面に浮かんだミルクがシミのように見えることから名づけられました。エスプレッソの苦みにはちみつが加わることで、コーヒーが苦手な人でも飲みやすい優しい甘さが広がるアレンジコーヒーが楽しめます。おうちでの再現レシピでは、エスプレッソの代わりに濃いめのドリップコーヒーをおすすめします。

材料:
・深炒りコーヒー粉 細挽き 12g
・お湯 60ml
・はちみつ 10g
・ミルク 160ml

作り方:
1)濃いめにコーヒーを抽出(出来上がり約40ml)
2)ミルクを温める(65度程度)
3)ミルクをクリーマーで泡立てる
4)カップにはちみつを入れ、そこへ1)のコーヒーをいれる
5)4)に泡立てたミルクをいれ、泡の上にはちみつをかけて完成

コーヒー粉は下記URLからご購入いただけます。
https://store.ucc.co.jp/category/ITEM_130/

◆コーヒーに合うフード:ティラミス
イタリアのデザート菓子。マスカルポーネチーズのクリームとラム酒入りエスプレッソコーヒーシロップを染み込ませたスポンジを交互に重ねたしっとりした食感のケーキです。
コーヒーの苦みとクリームチーズの酸味はコーヒーの味わいを引き立てます。

【平成後半~令和(2010年代~現在)】サードウェーブ、コーヒーへのこだわり、おうちコーヒーの増加

2000年以降、高付加価値のスペシャルティコーヒーが注目を集めるようになります。豆の個性を活かし、焙煎や抽出方法にもこだわり、ワインのように楽しむというのが、「サードウェーブ」。ポアオーバーと呼ばれる一杯抽出のハンドドリップが基本的な淹れ方で、使用する豆は浅炒りが主流となります。「サードウェーブ」は、産地別のコーヒー豆本来の味にこだわり、丁寧に一杯ずつハンドドリップする日本独自の喫茶文化が、海外カフェの文化と融合・進化して、逆輸入されてきたといえるのです。ここ最近では、コロナ禍をきっかけに、おうちでコーヒーを楽しむ人が増え、豆の種類や抽出器具へのこだわりやコーヒー豆本来の味わいを楽しむ方が増えている傾向にあります。

再現レシピ:水出しアイスコーヒー(コールドブリュー)

「水出しコーヒー」とは、その名の通り「お湯ではなく、水を使って抽出するコーヒー」のことです。最近は「コールドブリューコーヒー」の名でも注目を集めています。
熱を加えずに時間かけてゆっくり抽出することで香りや味わいがたっぷりと溶け込むため、コーヒー豆本来の味を楽しむ浅炒りやシングルオリジンにもおすすめの抽出方法です。なめらかな口当たりですっきりと飲みやすいのが特徴です。酸化しづらいため、抽出後に冷蔵庫で保存すると、数日はおいしく飲むことができます。

材料:
・バッグ(不織布などの袋)入りアイスコーヒー※1
または、アイス用のコーヒー粉とお茶用バッグ※2
・水(適量)
※1:バッグ入りのアイスコーヒー製品を使う場合は、製品のレシピに従って、水を用意してください。
※2:お茶や麦茶用のバッグにコーヒーの粉を詰めて作るときはは、アイスコーヒー用のコーヒーや、深めに焙煎したコーヒーを使いましょう。使用する量は、容器の容量やお好みに合わせ、「コーヒー:水」をおおよそ「1:10~12」で調整してみてください。

作り方:
1)バッグ入りのアイスコーヒーを用意する
2)容器にコーヒーのバッグを入れ、指定された分量の水を注ぐ(水は冷水ではなく、常温でかまいません)。
3)常温もしくは冷蔵庫で3時間以上置く。
4)時間が短ければスッキリと軽めの味わいに、長く浸けこむほどコクの感じられる濃度感になるので、お好みで加減してみてください。抽出が完了したら、氷を入れたグラスに注いで、できあがり。

水出し用コーヒーは以下からご購入いただけます。
https://store.ucc.co.jp/item_list.html?siborikomi_clear=1&keyword=%E6%B0%B4%E5%87%BA%E3%81%97

◆コーヒーに合うフード:あんバターサンド、バクラヴァ
あんバターサンドは、あんことバターをサンドしたもので、SNSを通して話題になりました。浅炒りのライトなコーヒーとあんこの甘味とバターの塩味が補完し合います。バクラヴァ(右)は今年注目されつつあるの中東のお菓子です。薄いパイ生地を何層にも重ね、中にナッツを挟んでいます。甘味が強いため、シンプルで品質の高いコーヒーは相性が良いです。

UCCおすすめ商品のご紹介

UCCカフェメルカード数量限定販売セット『レトロな珈琲セット ~お家でレトロ喫茶気分~』

長年ご愛顧いただいている皆さまに感謝の気持ちを込めて、1970年代の昭和の喫茶店のような懐かしい雰囲気をおうちでも感じていただけるコーヒー豆のセットを数量限定で販売しています。懐かしいパッケージデザインに当時の味を再現したオリジナルブレンドをお楽しみください。
※一部店舗では販売終了しております。

※詳細は、下記プレスリリースをご参照ください。
リリースURL:https://www.ucc.co.jp/company/news/2023/rel230420a.html

<UCC上島珈琲株式会社 DTC事業本部企画チーム 木次 日向子(きつぎ ひなこ)>
2012年UCCグループの外食事業を担うユーシーシーフードサービスシステムズ株式会社へ入社。直営店舗にて、コーヒー抽出、接客業務を担当。現在は、UCC上島珈琲株式会社DTC事業本部にて、UCCカフェメルカードなどに関する企画を担当している。
<大会実績>
ジャパン サイフォニスト チャンピオンシップ 2011優勝
ワールド サイフォニスト チャンピオンシップ 2011優勝
<資格>
(アメリカ)CQI認定Qアラビカグレーダー
UCCコーヒーアドバイザー

<UCCコーヒーアカデミー専任講師 村田 果穂(むらた みほ)>

優れた抽出技術を競う「ジャパンブリュワーズカップ2014/2015」にて準優勝した経験を持つ。ほか、世界各国で開催される、もっと優れたスペシャルティコーヒーの味わいを評価する品評会「カップオブエクセレンス」で国際審査員なども務めるなど、抽出技術はもちろん、優れた味覚・嗅覚の持ち主でもある。

UCCカフェメルカードのご紹介

UCCが直営で展開するコーヒー豆挽き売り業態「UCCカフェメルカード」では、世界各国のコーヒー豆を取り揃えています。UCC直営農園産コーヒーや品質コンテスト入賞ロットなど※、各国のスペシャルティコーヒーをご紹介お届けしています。
あなた好みのとっておきのスペシャルティコーヒーを見つけていただき、贅沢に持ち歩いてみてはいかがでしょうか。
※期間限定での販売です。最新の情報はUCCニュースリリースや店頭にてご確認いただくよう、お願いいたします。
※スペシャルティコーヒー以外にもストレートコーヒーやブレンドコーヒーなども多数取り揃えています。

プレスルームTOPへ