DPができるまで

開発ストーリー

DRIP PODでの新しい挑戦や
その背景にあるストーリーをご紹介します

カプセル開発編

小さな円は、お湯の案内役。

小さな円は、お湯の案内役。

コーヒーの粉面に対して、まっすぐにお湯をおとすのも、ドリップで大切なポイントのひとつ。中心にゆっくりお湯が注がれることで、コーヒー全体から成分をまんべんなく抽出することができます。そのためにドリップポッドで採用したのが、フィルター天面にある小さな丸い円。実はこれは、お湯がまっすぐ通るための案内役をしています。何気なくある丸い模様にも、実は大切な役割があるのです。 ※特許第5869164号

半円形に込められたおいしさの秘密。

半円形に込められたおいしさの秘密。

豆本来の味わいを引き出したおいしいコーヒーをお届けするために、カプセルにおいては、まずコーヒー粉を入れるフィルターづくりからはじめました。数ある素材のなかから選んだのは「不織布」です。お湯がコーヒーの中を通り抜ける速さを計算し、布の目の粗さを幾度も検証。そして、フィルターすべてを不織布にすることで、全体からお湯が均一に抜けるように工夫しました。素材選びの次に考えたのは「形」。中のコーヒーにストレスをかけない、ゆるやかなカーブを描く半円形にいきつきました。手のひらにコロンと収まるサイズは、“最高の一杯”から逆算した豆の量と、それらがしっかりとふくらみ、「蒸らし」が出来る“スペース”をもたせた、考え抜かれたサイズと形状です。