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アフターコロナで進化するコーヒーの新トレンド
「自家焙煎」を学ぶ人が3年間で約2.5倍に!広がる自分好みのコーヒーへのこだわり
UCCコーヒーアカデミーを受講後、実際に開業した自家焙煎士の事例も

 「UCCコーヒーアカデミー」は、UCCグループの事業活動を通じて培ってきたコーヒーの専門知識や技術を集約し、体系的かつ段階的に学べるUCCグループのコーヒーの総合的な教育機関です。2007年に「UCCコーヒーアカデミー 神戸校」、2015年に「UCCコーヒーアカデミー 東京校」を開校し、今年で開校15周年を迎えました。
 今回は、この15年間で延べ約12万人のお客様に受講いただいてきたUCCコーヒーアカデミーから、受講者の皆さまとの交流を通じて見えてきた、コーヒーの新たなトレンド「自家焙煎」をご紹介します。また、コーヒー知識がほとんどない状態から、焙煎、ドリップ、ブレンドと総合的に学ばれ、アカデミー15周年企画のブレンドコンテストではチーム優勝もされた嶋崎 泰氏より、2022年に自家焙煎豆専門店を開業された実体験をもとに「ビジネスとしての自家焙煎」について語っていただきましたので、合わせてご紹介します。

2022 年、コロナ禍を越えて生まれた新しいコーヒートレンドは「自家焙煎」

 現在、UCCコーヒーアカデミーのスペシャリストコースの中にある「焙煎セミナー」の受講者数が急増しています。セミナーそのものは新型コロナの流行に伴い開催数を減らしたものの、今年になって急速に受講者数が増え、2022年10月の時点でコロナ流行前の2019年の年間受講者数を超えるほどの勢いです。

 受講者の方は、「現在の焙煎スキル・知識をグレードアップしたい」、「将来的に焙煎店を開きたいのでスキル・知識を学びたい」といった、すでにコーヒーを学ばれている方が大多数ではありますが、「焙煎に興味があるので学んでみたい」という方も受講していただいており、多種多様な受講者の方がいらっしゃいます。焙煎は難しいと考えられがちですが、意欲さえあれば、難しいことは障壁にならず、とても楽しく学んでいただける内容です。

 また、神戸のUCCコーヒー博物館では、コーヒー初心者向けの「手網焙煎セミナー」を不定期で開催しています。UCCコーヒーアカデミーの「焙煎セミナー」ではプロでも通用する知識をお伝えしていますが、こちらでは初心者向けに手網焙煎の方法をご紹介しています。ご家族で訪れる方や、趣味を増やされたい方、キャンプなどのアウトドアで焙煎にチャレンジしたい方、またこれから本格的に焙煎を学んでみたい方にご好評いただいております。

 UCCコーヒーアカデミーを離れてみても、自家焙煎豆専門の販売店や、フリマアプリなどでの自家焙煎豆の取り扱いも急速に増えており、この「自家焙煎」こそが新たに生まれてきたコーヒーの新トレンドであると考えています。

実際に「焙煎セミナー」を受講してコロナ禍に自家焙煎店を開業した 嶋崎 泰氏の事例

定年後も続けられるビジネスとしてコーヒー豆の自家焙煎専門店を選んだ

 私はもともと、約400店舗近くを運営する大手小売チェーンストアで37年働いていました。2021年12月に定年を迎えた後、これまでに積み上げたキャリアを活かせる仕事はないか模索していました。さまざまな仕事を経験してきた中で、お客様と接点のある小売ビジネスが特に好きでしたので、「何か時代に合った継続性のある小売カテゴリーを探して開業しよう」、また、「できれば大好きなコーヒーに関わるビジネスを始めよう」と考えました。そこで、コーヒー豆のマーケットとしての成長性、個人ビジネスとしての可能性に着眼し、世界中の高品質なコーヒー豆をその場で焙煎してお客様に提供するスペシャルティコーヒー豆焙煎専門店を開業する決意をしました。

自家焙煎専門店にはビジネスチャンスがある

 コーヒーに関わる仕事を始めたいと考えたとき、真っ先に思いつくのはカフェや喫茶店かもしれませんが、席数の制限やワンオペの限界から、ビジネスとして成立させるほどの売上を安定維持するのが難しいと思いました。一方で、自家焙煎専門店の販売ビジネスは積み上げ式。店舗とECによる販売によって少しずつリピーターを増やすことで売上を拡大していくことができます。また、開業前に地方を見て回った経験も大きく背中を押してくれました。そこで、シャッター街になった商店街であっても、焙煎店だけは開いているのを見かけたのです。それだけ地元に根差して、固定客が継続して来店している証拠だと考えました。

コロナ禍で下火になったタピオカ屋の跡地に出店

 2022年8月27日、お店をオープンしました。店舗の目の前を都営荒川線の都電が通過するので、店名は「Toden Coffee トデンコーヒー」と名付け、カフェと間違えられないよう「珈琲豆焙煎所」を店名としました。自分でお店のウェブサイトも作成しましたが、その内容はUCCコーヒーアカデミーで学んだことがベースになっています。コロナ禍でブームが下火になったタピオカ屋の跡地のテナント物件が見つけられたのもラッキーでした。

コーヒー好きでも焙煎については知らないことが多い

 コーヒー豆の生豆を瓶に入れて店頭に置いておくと「これコーヒー豆なんですか?」と尋ねる人が多く、コーヒーが好きな人でも生豆が緑っぽいことを知らないことも多いようです。ご注文いただいてから目の前で焙煎するので、色が変わっていくのをご自分の目で確かめていただくことができ、ある種アトラクションのような体験として楽しんでいただけていると思います。味についても、もともとコーヒー好きな人、普段コーヒー飲んでるけどこだわってこなかった人が「こんなに味が違うんだ」と驚かれるくらい、自家焙煎豆のコーヒーは格別です。

UCCコーヒーアカデミーでは横のつながりをつくることもできた

 コーヒーについては、ほとんどUCCコーヒーアカデミーで学んだことがベースにあります。コーヒーについて歴史から地理、生育環境、生物学、焙煎原理、抽出方法、おいしい淹れ方、マネジメントまで体系的に学ぶことができるのはUCCコーヒーアカデミーだけだと思います。実際、他の講座も受講しましたが、すべてオンラインだったので、参加者同士のコミュニケーションが少なかったのがもったいないと思いました。その点、UCCコーヒーアカデミーでは受講者同士でもコミュニケーションが取れ、今も続く横のつながりになっています。

▼珈琲豆焙煎所「Toden Coffee」:https://todencoffee.com/

初心者向け!手網焙煎セミナー

 「いきなり自家焙煎は難しい…。」そんな方におすすめなのが、UCCコーヒー博物館(兵庫県神戸市)で不定期開催している「手網焙煎セミナー」です。本セミナーを通して、オリジナルの自家焙煎豆の制作を学んでいただくと、より理解が深まるかと思います。知識・ノウハウを習得いただき、自家焙煎の世界にチャレンジしてみてください。

▼予約はこちらから
https://ucc-coffee-academy.resv.jp/reserve/calendar.php?direct_id=85&x=1614690555/

UCCコーヒーアカデミー学長 栄 秀文のコメント「2023年のトレンドはオリジナルブレンド」

 コロナ禍によって「おうち時間」が増え、自宅でコーヒーを飲む機会が増えた方も多いと思います。そんな「おうちコーヒー」とも言える文化が成熟して、「自分オリジナルの味を楽しみたい」「もっとおいしいコーヒーを飲みたい」といった、ハイクオリティ・パーソナライズへのこだわりが、「自家焙煎」のトレンドを生み出したのだと思っています。
 また、焙煎をマスターすると、次は自分なりのブレンドを作ってみたくなるものです。このままハイクオリティ・パーソナライズのコーヒー需要が伸びていくと、2023年は「オリジナルブレンド」のトレンドが来るのではないでしょうか。プロフェッショナルコース「焙煎セミナー」の次の過程である「ブレンドセミナー」も既に大変ご好評をいただいておりますので、ぜひご参加ください!

UCCコーヒーアカデミーとは

 UCCコーヒーアカデミーは、創業以来、コーヒーの品質を追求し、おいしいコーヒーを皆さまにお届けすることにこだわってきたUCCの集大成の機関です。UCCコーヒーアカデミーでは、コーヒーが生み出す笑顔を体感・体験していただくだけではなく、受講される皆さま自らが、その発信者として活躍していただくことを願っています。

▼UCCコーヒーアカデミー:https://www.ucc.co.jp/academy/

関連URL

焙煎についてもっと知りたい方はこちらをご覧ください。
URL:https://www.ucc.co.jp/enjoy/brew/roast.html/

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