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〈 直火式エスプレッソ 〉
イタリアの家庭で出るコーヒーはこのスタイル。
圧力をかけて抽出するイタリアンコーヒーです。
圧力をかけてすばやく抽出する様子から、「エクスプレス」(急行)転じて「エスプレッソ」と呼ばれるようになったイタリア式コーヒー。心地よい苦味と濃厚な風味が特徴です。
【必要な器具】

《直火式エスプレッソ》

《ガスコンロ》
メーカーによってタイプも様々で、作れる杯数によりサイズもいろいろあります。
※お店で出てくるエスプレッソは、表面を覆う赤褐色のキメ細かい泡(クレマ)がありますが、直火式の場合、この泡(クレマ)を作ることはできません。しかし、エスプレッソの風味は十分楽しめます。
【適したコーヒーと分量】
濃厚な味わいを楽しむために、シティローストからイタリアンローストあたりの焙煎度の深いコーヒーを使います。挽き方は極細挽き。一杯分の目安はコーヒーの粉6~9gに対し、お湯は50cc程度。これでデミタス(エスプレッソ用の小容量カップ)一杯分(約30cc)のエスプレッソができます。
[アドバイス]
極細挽きにしたコーヒー豆は、表面積が大きくなる分、酸素に触れる面も増えて早く劣化します。より新鮮な味わいで抽出するためにも、淹れる直前に挽き、より新鮮な味わいを楽しめるようにしたいところ。ちなみにミルによっては設計上細かい粒度まで挽けないものもあります。選ぶときは「極細挽き」まで対応できるかどうかを確認しましょう。
【おいしい淹れ方】
❶ お湯を入れる。
本体の上下を外し、下部に杯数分のお湯を入れます。


❷ コーヒーの粉をセットする。
内側には、コーヒーの粉をセットする「バスケット」が入っています。これに杯数分のコーヒーを入れ、メジャースプーンなどを使って上から軽く水平に固めます。




❸ 抽出する。
上部のポットを、蒸気がもれないように固く、しっかりとセットしたら火にかけます。下部のポットに入れたお湯が沸騰し、上部ポットに押し上げられて、下部が空になったら抽出完了です。「カラカラ」という音に変わった時が火からおろす目安です。



❹ 注ぐ。
器具が加熱されて非常に熱くなっているので、取り扱いには充分注意してください。

家庭用エスプレッソマシンの種類
低価格帯の小型エスプレッソマシンの普及に伴い、ご家庭でエスプレッソを楽しむ方法が増えてきました。家庭用エスプレッソマシンは、使うコーヒーのタイプで大きく3つに分けることができます。
❶ コーヒーの粉をマシン付属の金属製フィルターに詰めてセットするタイプ
❷ 円盤状のフィルターに、コーヒーが入っている「ポッド」(又は、エスプレッソポッド)をセットするタイプ
❸ 上の❶、❷を併用できるタイプ
❶のタイプは、焙煎度合いなどがエスプレッソ向きでさえあれば、お好みのコーヒー豆でいれることができます。❷のポッド専用マシンは、豆から挽く手間が省けるのでミルは不要です。また、ミルクを泡立てるためのスチームノズル付きのマシンも多いので、カプチーノなどのアレンジメニューも楽しみたい方にはおすすめです。

