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カップから農園まで エチオピア ベレテ・ゲラ 森林保全プロジェクト
森が育む赤いダイヤモンド 〜エチオピア・ベレテ・ゲラ・フォレスト森林保全プロジェクト〜

アラビカ種の起源エチオピアでも、現金収入を得るために森の木々が伐採され、環境破壊が懸念されていました。このような環境下、経済的豊かさと自然環境の保護を両立するための作物が、森林の中で自然のままに育っているコーヒーでした。

JICA「ベレテ・ゲラ参加型森林管理プロジェクト」は、森林で収穫できる宝石のようなコーヒーの本当の価値を引き出し、高付加価値製品として認知度を上げるため、品質の改善に取り組むプロジェクトです。

エリアを拡大し、プロジェクトを継続中!

UCCはプロジェクトがスタートした2014年からベレテ・ゲラフォレストコーヒーの品質向上のため技術指導に係ってきましたが、現在特に力をいれているのが、生産管理方法や物流体制のレベルアップです。そのために森林公社では初めてコーヒー専任担当が選出され、日々熱心に取り組まれています。また、このプロジェクトは、元々の目的である「森林保全」にも非常に効果が高いと認められました。そのため、現在では地域を拡大し、ワラガ、イルバボールでも活動が始まっています。

これまでの指導内容

コーヒーチェリーが熟すのを待って収穫する
味覚が悪くなる原因の大部分が、熟度の違ったコーヒーの混入のため、熟度によって分別をする
しっかり乾燥をさせるために、露避けなどの配慮をする
機械で自動選別されたコーヒーは、最終的に人が確認、さらに欠点を取り除く
近代的な倉庫へ保管先を変更し、衛生面の強化をはかるとともに、細かくロットと区画を分けて保管をする

UCCが毎年行う品評会は、品質改善にとって最良の方法と考えています。生産者が品質で競ったり、品質の良い高付加価値のコーヒーを発掘するなど、品評会を経験することが品質に対する意識改革につながっています。このような取り組みは継続して欲しいと思います。

私たちの組織は、コーヒービジネスやマーケットに関する知識が乏しかったのですが、このプロジェクトを通じて知識を身に着けることができました。活動を実践することで、顧客満足度を上げられるよう頑張っています。私は、日本のビジネスを学ぶ機会を得ることができ、とても幸せです。

想いをカタチに…
ベレテ・ゲラ産コーヒーを使用した製品
ベレテ・ゲラ産コーヒーは、東海道新幹線のワゴン販売コーヒーにも採用されました。生産国と共により良いコーヒーを育てる取り組みが、消費国日本で形となった一例です。
なお、ベレテ・ゲラ産コーヒーは、選りすぐりのスペシャルティコーヒーをご用意しているUCCコーヒー博物館内喫茶室「UCCコーヒーロード」(神戸市)、及び全国の「Café no Bar(カフェノバール)」・「UCC Cafe Mercado(UCC カフェメルカード)」にて購入、もしくはお召し上がりいただくことができます。


開発担当者のコメント

2016年7月にベレテ・ゲラのあるオロミア森林公社より3名の研修生が来日しました。研修は、消費国日本のコーヒーを取り巻く環境のみならず、森林認証制度などにも及び、それぞれの場面で率直な意見交換を行う事ができました。このような森林コーヒーの日本国内での安定供給に向けては解決すべき課題がいくつかありますが、JICAなどとも連携し、付加価値のついた森林コーヒーの更なる拡販に向け、より良い関係の構築を目指したいと考えています。
中嶋弘光
エチオピアからの3名の参加者
会合の様子